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超低価格で高性能 FJD自動操舵システム セキド

中国企業、FJDynamics社(以下、FJD社)製の後付け可能な自動操舵システムが「取付/サポート手数料込みで99万円からと圧倒的な低価格ながら高性能」として注目を集めている。
 RTK―GNSS方式の測位システムと自社開発の高精度ステアリングモーターにより、業界最高水準の誤差プラスマイナス2.5㎝の操作精度を実現。国内外メーカーの新旧トラクターや田植機、移植機などに対応し、発売から2年間の世界累計販売台数は3万台を超えている。
 FJD社の卸売、セキド=大下貴之社長、東京都港区西新橋=の代理店として埼玉県や近県を中心にFJD自動操舵システムを販売するトミタモータース=冨田英則社長、埼玉県久喜市古久喜58―1=では、今春、畦塗り実演で導入を推進している。
 トミタモータースでは「FJD農機自動操舵システムを搭載したトラクターによる畔塗り作業は、オペレーターによる操縦と比較して技術や体力を必要とせず、熟練者でなくとも畔塗り作業を行うことができるため、担い手の減少が進む農業において人手不足などの課題解決を図ることができるとして大きな手応えを感じている」と話している。
【FJD自動操舵システムの特長】①様々な農機に追加して高精度な自動操舵を可能にする(熟練が必要で重労働なあぜ塗り作業においても正確な自動操舵で負担を大きく軽減する)。
 ②技術が必要な超低速走行にも対応=通常時対応車速は時速0.7~18㎞だが、別売りのホール型角度センサーを使用した超低速モードでは時速0.1~0.7㎞での走行に対応し、低速作業が必要な畔塗りも可能となる。
 システム追加に必要な機材は、車外に取り付けるアンテナ類と車内に追加する電動ステアリングハンドル及びコントローラー(タブレット端末)、IMU(慣性計測装置)の4点。

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