クボタ 革新的触媒技術開発 農業系バイオマスで参画

カーボンニュートラル、温室効果ガス削減には、水素などの脱炭素燃料の活用による脱炭素化とプラスチック資源などの活用を始めとした循環経済への移行が求められるが、脱炭素技術や資源循環技術の化学反応を促進させる触媒には貴金属やレアメタル等が多用されており、需要増により価格高騰が起きやすい。そこで、環境省では、廃プラスチックや地域の未利用資源等を原料にして、反応の高度化により資源循環を実現する触媒技術の開発・実証を公募。このほど、京都大学を代表事業者とする『革新的多元素ナノ合金触媒・反応場活用による省エネ地域資源循環を実現する技術開発』が採択された。
京都大学と早稲田大学が開発した革新的な触媒技術をベースに、住友化学は廃プラスチックの再資源化、フルヤ金属は水素の水電解に取組む。
クボタ(北尾裕一社長)は同社のメタン発酵技術を用いて、地域で収集する稲わらからバイオガス、グリーンLPG、グリーン水素等のバイオ燃料を製造し、地域の農業や家庭で利用する仕組みの構築に取組む。また、稲わらからはバイオ燃料と同時に肥料(バイオ液肥)も製造し、農業生産にも資する地域資源循環システムの構築を目指す。
京都大学と早稲田大学が開発した革新的な触媒技術をベースに、住友化学は廃プラスチックの再資源化、フルヤ金属は水素の水電解に取組む。
クボタ(北尾裕一社長)は同社のメタン発酵技術を用いて、地域で収集する稲わらからバイオガス、グリーンLPG、グリーン水素等のバイオ燃料を製造し、地域の農業や家庭で利用する仕組みの構築に取組む。また、稲わらからはバイオ燃料と同時に肥料(バイオ液肥)も製造し、農業生産にも資する地域資源循環システムの構築を目指す。