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和同産業 こだわりの純日本製 同社初のインバータ発電機

和同産業=照井政志社長、岩手県花巻市実相寺410=は、同社初のインバータ発電機「WG1800is」を4月から発売した。定格出力1800VAの良質な波形の電力を出力。スマートフォンやタブレットを直接充電できるUSBポートの搭載ほか、持ち運びを考慮したハンドキャリーも装備した〝メード・イン・ジャパン〟にこだわった発電機だ。

 和同産業は自動走行型ロボット草刈機ロボモア『クロノス』を開発。重労働である草刈り作業の省力化に大きく貢献し、実績を伸ばしている。このクロノスの普及を進めるにつれて考えたのが〝電気を生み出す〟商品だ。昨今では毎年のように自然災害が発生しており、岩手県に本社を構える同社も東日本大震災などの災害を起因とする電力不足を幾度も経験。さまざまなな状況でも良質な電気を供給すべく、2019年秋から中国の大手発電機メーカーと共同開発を開始。満を持しての発売となった。
 発電機には各種種類があるが、同社のものはパソコンなどにも使えるインバータ式。定格出力1800VAで、ガソリンエンジンを採用し、定格出力で3.5時間以上、4分の1負荷時では6.5時間の連続運転時間が可能。騒音レベルは89‌dB(4分の1負荷LWAの場合)。何よりも長年除雪機・農業機械の開発や製造現場で培った知識・技術を活かし、社内組立から品質保証、アフターフォローまで、〝メード・イン・ジャパン〟品質にこだわった仕様となっている。
【ハンドキャリー装備】ボタン一つで簡単に伸縮できるアルミ製ハンドルとPVC製キャスターを装備。キャリーバックのようにラクラク移動でき、不要な際には本体に綺麗に格納が可能。
【正弦波】商用電源と同様、高品質・大容量電力を供給。PCや炊飯器などのマイコン制御製品にも使用することが可能。
【USB給電ポートを搭載】5V1.5AのUSBポートを搭載。これによりスマートフォンなどを直接充電することが可能。
 メーカー希望小売価格は税込17万3800円。

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