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ヤンマーアグリ、営農APIの提供 接続事業者向けに開始

ヤンマーアグリ=増田長盛社長、本社:岡山県岡山市=は、IoTサービス「スマートアシストリモート(以下、SA―R)」から取得した農機データを他社の営農管理システムで利用できる仕組みとして本年4月1日から「営農API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」を接続事業者向けに提供開始。農機データの効率活用に大きく道を開く。

  スマート農業の普及拡大が進む中、複数のスマート農機やサービスを利用する農家から、1つのシステムで複数メーカーの農機データを管理したいというニーズが高まっている。
 そこで同社では、農林水産省が策定した「農業分野におけるオープンAPI整備に関するガイドライン」に基づき、「SA―R」を利用中のユーザーが「SA―R」から取得した農機のデータを他社の営農管理システムでも利用できる仕組みとして「営農API」を接続事業者向けに提供する。「営農API」を提供することで、農機データを活用した効率的な農業経営や技術継承の円滑化に貢献する。
【オープンAPIの利用について】▽対象事業者=日本国内の農業生産者向けに営農管理を目的としたシステムサービス(以下システムサービス)を提供している法人・組織▽提供条件=①「営農API」の利用事業者は情報セキュリティ基本方針を定め、情報資産をどのように内外の脅威から守るか、どのような対策を講じるかなどを具体的に示し運用していること②システムサービスのユーザーにヤンマーの「SA―R」契約者が存在していること③システムサービスのユーザーがヤンマーの「SA―R」データをシステムサービスの中で自己利用すること。

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