規模拡大・効率化に期待 少水量散布の取組み ホクレン・丹羽昌信氏が講演
1月18日都内で開催された日本植物防疫協会のシンポジウムで、ホクレンの丹羽昌信氏が「北海道における農薬散布効率化に向けた取組と今後の展望」と題して講演した。耕地面積が大きい北海道では、2000年代に少水量散布25ℓ/10aを中心に防除効果が検討され、ノズル等の改良を経て、てんさいや小麦が指導ガイドに掲載。最近は、GPSやRTKシステム(位置情報)とセクションコントロールスプレーヤの組合せによる散布量削減やドローンの実証にも取り組む。