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うねづくり一筋85年 「うね成形機」を開発 ~小川農具~

小川農具製作所=兵庫県加西市田谷町=は昭和10年、創業者小川政夫が軽量で女性にも使いやすい新型畜力用谷揚げ機の開発に成功し、農具開発の産声を上げた。
 その後、戦時色が高まり人手不足の当時、農作業も女性が中心とならざるを得ず、新型谷揚げ機は全国の農家に好評となった。以来「うねづくり85年」、歩行型から乗用型へのうね立て機(培土器)の改良変遷や個人向け小型トラクタから大規模農業向け大型トラクタまで幅広いアタッチメントを開発する一方、県の代表的農産物である淡路島の玉ねぎ作りに適したうね立て機の開発製造などうねづくり一筋に研究開発に取り組んできた。
 近年、野菜作の進展で多種多様な野菜作りのうね成形のニーズが高まっている。同社は長年培ってきたうねづくりのノウハウを活かし、独自の機構を折り込んだ「うね成形機」を開発。創業85周年を機に販売を開始した。平うね、平高うね、台形うね、多畦化などへの対応や、ワンタッチで成形部が脱着でき運搬や清掃が容易に行える「カチャスポ機構」、土を過度に抱え込まずきれいなうねが成形できる「ダキコマーズ機構」などを開発し特許を取得。「うねづくりの未来を創造する」企業として、農業の発展と効率化に役立つ商品づくりに取り組んでいる。

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