農薬の安全の確保 食品安全委員会が報道関係者と意見交換

食品安全委員会は17日、厚労省、農水省、環境省そして消費者庁の同席の下、「農薬の安全の確保」について、同委員会委員松永和紀氏(科学ジャーナリスト)をファシリテーターに、報道関係者と意見交換会を行った。
初めに2021年度から開始した農薬再評価制度について説明。「最新の科学で既存農薬の安全性等を再評価する仕組みで、農薬使用者、蜜蜂、鳥類等への影響評価が充実する」とした。
質疑・意見交換は、昨今話題のネオニコチノイドやグリホサート、クロルピリホスにも及んだ。「EUのネオニコチノイド規制」についての質問には、農水省の小林氏は、「EU(が行った規制)は、あくまでも蜂への影響で人ではない。温室のみでの使用に限られたことから、それでは商売上成り立たない、と農薬メーカーが判断し登録を落とした」と経緯を説明。
初めに2021年度から開始した農薬再評価制度について説明。「最新の科学で既存農薬の安全性等を再評価する仕組みで、農薬使用者、蜜蜂、鳥類等への影響評価が充実する」とした。
質疑・意見交換は、昨今話題のネオニコチノイドやグリホサート、クロルピリホスにも及んだ。「EUのネオニコチノイド規制」についての質問には、農水省の小林氏は、「EU(が行った規制)は、あくまでも蜂への影響で人ではない。温室のみでの使用に限られたことから、それでは商売上成り立たない、と農薬メーカーが判断し登録を落とした」と経緯を説明。