60㎏で9600円目標に 超低コスト米輸出産地育成
農水省は輸出用米を拡大するため、令和4年度予算で「超低コスト産地育成事業」を実施することを決めた。令和4年度概算要求で新規事業として10億円を計上した。
わが国の稲作農業においては、需要の減少や米価の下落など様々な課題が表出している。そうしたなかで、輸出などにより新たな市場を開拓することを主眼に置き、農業者の所得確保、稲作農業の体質強化を図るため、米の生産コストを図ることが重要となる。このため、同事業では米の輸出拡大に向けて大幅なコスト削減を目指す産地に対し生産コストの現状分析、低減対策の検討や実証、普及などの取組を総合的に支援し、超低コスト産地を育成する。
わが国の稲作農業においては、需要の減少や米価の下落など様々な課題が表出している。そうしたなかで、輸出などにより新たな市場を開拓することを主眼に置き、農業者の所得確保、稲作農業の体質強化を図るため、米の生産コストを図ることが重要となる。このため、同事業では米の輸出拡大に向けて大幅なコスト削減を目指す産地に対し生産コストの現状分析、低減対策の検討や実証、普及などの取組を総合的に支援し、超低コスト産地を育成する。