飼料増産へ水田フル活用 生産組織の運営強化 4年度概算要求90億円の内数で支援
農水省は令和4年度予算で飼料増産に向け「水田における飼料作物の作付拡大等の飼料増産対策」で飼料生産組織の運営強化や機械導入などを支援することがわかった。同対策には、対前年当初予算比20億8000万円増の90億1000万円と増額で計上。現状低位で推移している飼料自給率の向上に向けた取組を加速させる。国産飼料の生産が拡大することで、現在、経営コストの3~5割を占めている飼料費の削減にも効果が期待されており、取組拡大が求められる。