スマート林業を全国へ データ活用で効率化 作業労務削減等を達成
林野庁では、戦後拡大した人工林が本格的な利用期を迎える中、人工林資源の有効活用や国産材の競争力強化に向け、「スマート林業構築普及展開事業」を実施している。スマート林業の全国への普及展開を目的とする同事業では、スマート林業の目指すべき方向性として、①地理空間情報やICT等の先端技術を活用し、安全で働きやすく、効率的な森林施業や需要に応じた木材の安定供給を実現②更なる労働力不足が懸念される中で、ICT等の先端技術を活用し生産性を向上させると共に、林業を魅力ある職場とし、担い手の確保・育成を進める―の2点を挙げている。目標は、労働災害のない安全で快適な職場づくり、担い手の確保・育成等としている。
林野庁がとりまとめた令和2年度報告書から、地域ごとの実践的取組を紹介する。
林野庁がとりまとめた令和2年度報告書から、地域ごとの実践的取組を紹介する。