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米の価格形成 2万437円/玄米60㎏ コスト指標作成方法で合意

米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)は、このほど、合理的な費用を考慮した価格形成に必要となるコスト指標について、3月6日開催の委員会で作成方法が合意に至ったことを明らかにした。今後、米穀機構が農水省にコスト指標作成団体として申請、認定を受ければ今回の指標作成方法が食料システム法における価格交渉等に用いられることになる。コスト指標の作成方法がまとまったのは米が初。今回明らかになった算出方法は、生産、集荷、卸売、小売の4段階のコストを積み上げたもので利潤は含まない。生産段階の場合、種苗費や肥料費、農機具費など、農水省の農産物生産費統計を用い、これを最新の指標とするため、物価補正として農水省の農業物価指数を用いて基準年からの変動率を算出、補正を行う。集荷、卸売、小売については、コスト調査を実施。それに関連する各種統計を用いて最新の指標となるよう補正を行う。
 こうした計算式をもとに米穀機構において算出した具体的な数値(令和8年3月時点)をみると、生産段階のコストは玄米60㎏あたり(以下同)2万437円で前年同時期の試算から716円上昇している。このほか、集荷段階は2544円(対前年同期比72円上昇)、卸売段階2346円(同66円上昇)、小売段階5028円(同150円上昇)といずれの段階でも上昇。合計では、1004円の上昇となった。なお、精米換算(歩留まりを0・9と仮定)では、5㎏あたりの4段階合計のコストは2811円。
 なお、実際に運用する際は、生産費については、生産条件(平地や中山間地)や地域差もあることから各産地で実態に沿って形で換算することが想定されている。

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