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水稲の病害虫発生予察 トビイロウンカ、いもち病等

農水省は16日、「令和3年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」を発表した。トビイロウンカは、東海以西を中心に多発生となった昨年と同様に、本年も、東海以西で昨年よりも早い時期から本虫の誘殺が確認されており、これまでに岐阜県、三重県、奈良県及び長崎県から注意報が発表されている。今後の気象条件の推移によっては、昨年同様に発生が拡大することが懸念される。
 トビイロウンカの防除は、発生状況に応じた適期・適切な防除が重要となるので、都道府県病害虫防除所が発表する発生予察情報をこまめに確認することで、地域の発生状況を把握しながら、タイミングをとらえた適切な防除を実施する。
 また斑点米カメムシ類の発生が東北、北陸、中国及び四国の一部の地域で、いもち病の発生が南東北、関東、北陸、近畿及び四国の一部の地域で多くなると予想される。
 この他、コブノメイガや紋枯病等、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので注意が必要だ。

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