雪印種苗の牧草新品種「えさじまん」 農研機構と共同で育成種子販売本格開始
雪印種苗は4月から農研機構と共同で育成した中生新品種オーチャードグラス「えさじまん」の種子の販売を開始した。
オーチャードグラスは、北海道から九州の高地までの広い地域で栽培される主要なイネ科牧草で、既存品種に比べて糖含量が高く、サイレージ発酵品質も良好なことから、栄養収量の多い品種。一方で刈遅れなどにより飼料品質が低下する場合があり、品質の改良が求められていた。
こうした中で農研機構は、飼料品質のうち糖に着目して、2000年度から改良に着手し、2008年度から雪印種苗と共同で候補系統の収量性と飼料品質による選抜を行い、既存品種より糖含量が高く、越冬性と収量性が高く安定している本品種を育成した。
オーチャードグラスは、北海道から九州の高地までの広い地域で栽培される主要なイネ科牧草で、既存品種に比べて糖含量が高く、サイレージ発酵品質も良好なことから、栄養収量の多い品種。一方で刈遅れなどにより飼料品質が低下する場合があり、品質の改良が求められていた。
こうした中で農研機構は、飼料品質のうち糖に着目して、2000年度から改良に着手し、2008年度から雪印種苗と共同で候補系統の収量性と飼料品質による選抜を行い、既存品種より糖含量が高く、越冬性と収量性が高く安定している本品種を育成した。