農林水産物の輸出強化 基本方針を変更 マーケットインの発想に
農水省は9日、農林水産物・食品輸出本部会合を開き、農林水産物及び食品の輸出促進に関する基本方針及び同実行計画を変更した。現行の基本方針ではマーケットの求める輸出に取り組む事業者への支援が十分ではないとの反省に立ち、生産から現地販売まで、プロダクトアウトからマーケットインへの転換を図る。あわせて輸出市場のニーズに的確に応える産地の育成・展開を進めるとともに品目団体の組織化など官民一体となった販売力の強化を行い、輸出拡大をさらに目指す。