消費を見据えた米生産を 統計にみる米消費の現状 消費量は1.4%増加 家庭内消費が伸びけん引
人口減少、嗜好の変化により国内の主食用米需要も減少している。しかし、主食である米は97%と高い自給率を維持しており食料安全保障の面からも米の生産力維持は重要だ。また、近年はコメの輸出も国が強力に推進しており、まだまだ数量は小さいものの、取り組みようによっては大きな活路となる分野となってきた。国内販売においても、海外輸出においても、今後重要となってくるのは実需者に合わせた生産だ。まずは足元、国内の消費の現状からみてみたい。