3年産水稲生産のウンカ対策 発生の把握が困難 情報分析し都道府県へ発信 ~農水省~
農水省は昨年7月、水稲の生産に及ぼす病害虫防除の徹底を図るため、「水稲病害虫防除対策全国協議会」を設置。このたび、同協議会が「令和3年産水稲生産におけるトビイロウンカ対策について」をまとめたので、その内容を見てみたい。
昨年度は病害虫発生予察において、都道府県の予察灯だけでは同虫の飛来波の把握が難しく、発生動向を早い段階で予想できなかった点や、巡回地区以外の地域で坪枯れ被害が発生するなど地域内の同虫の発生状況を的確に把握ができず、防除適期を的確に判断できなかった点が課題だった。
昨年度は病害虫発生予察において、都道府県の予察灯だけでは同虫の飛来波の把握が難しく、発生動向を早い段階で予想できなかった点や、巡回地区以外の地域で坪枯れ被害が発生するなど地域内の同虫の発生状況を的確に把握ができず、防除適期を的確に判断できなかった点が課題だった。