需要に合わせた水稲生産更に重要に 主食用作付136万㌶ 収穫量は776万t見込む ~令和2年産~
全国で米づくりがスタートしている。令和2年産米は作柄が概ね平年並みで推移した一方、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外食産業等の需要減など、需給の状況が大きく変化しており、主食用米については米価の下落も懸念されている。そうしたなかでも輸出向けなど増加傾向にある分野があるほか、消費者に自らの「こだわり」をアピールして直接販売することで、高価格を維持する農家もいる。令和3年産はこれまで以上に需要に応じた生産が必要だ。