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ほ場の排水性改善へ 農研機構がカットブレーカー等手順書

ほ場の排水性改善へ 農研機構がカットブレーカー等手順書
農研機構は北海コーキと共同で、従来機より深く土壌を破砕できる全層心土破砕機「カットブレーカー」を開発。合わせてカットブレーカー及び既存の排水改良機「カットドレーン」「カットソイラー」を用いた営農排水技術やその施工効果と経済性等のポイントを取りまとめた標準作業手順書(SOP)を作成し公開した。
 畑作物や野菜栽培で、作物の生育を良好に保ち生産性を高めるにはより深く・より広範囲の土壌の緻密性・通気性・透水性の条件を、作物の根伸長に適するように改善する必要がある。このため、土壌中に形成された堅密な耕盤層や元々の堅密層を破砕して緻密性・通気性を改善する必要がある。しかし、従来の心土破砕機では極めて堅密な層があるなど土壌条件によっては深くまで破砕できない場合や土壌の破砕効果が低い場合があった。また、石礫を含む土壌では、石礫が障害となる場合や石礫を持ち上げる場合があり、施工できないことがあった。
 こうした状況を受け、農研機構と北海コーキが開発したのが、カットブレーカー。

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