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【信州農業を応援する技術】和同産業 酷暑の草刈りお任せ 人力作業をクロノスに交代

【信州農業を応援する技術】和同産業 酷暑の草刈りお任せ 人力作業をクロノスに交代
今年も全国的な酷暑日の頻発が予想される中、労働環境の改善は一刻を争う課題。特に人力作業の代名詞である夏場の草刈り作業は身体を激しく消耗させる最大の要因となっている。こうした作業をロボットに任せようと考える人が増えており、活用されているのがロボット草刈機「KRONOS(クロノス)」だ。和同産業=三國卓郎社長、岩手県花巻市実相寺410=が日本のフィールドを考慮して開発した日本製で、先般、熊本市内で開催された展示会で走行デモを実施して多くの来場者から熱い関心を呼んだ「草刈りの苦難」を劇的に変える利点を紹介する。
 省力化の手段としてラジコン式の草刈機が増えているが、クロノスとの違いは「自律性」にある。ラジコン機は作業者がプロポを握り、機体を常に監視・操作し続けなければならないのに対し、クロノスは一度設定すれば24時間体制で自律走行を行う。天候や場所、時間を問わず自動で草を刈り、バッテリー残量が少なくなれば自ら充電ステーションへ帰還。充電完了後には、再び自動で作業を再開。農業者が酷暑の屋外に身を置く必要自体をなくし、熱中症リスクの回避と労働環境改善における最大の利点だ。さらに、管理手法の違いも大きい。クロノスは毎日数ミリずつ草を刈り取っていく。刈り取られた草は微細に粉砕され、そのまま土に還る肥料となるため、厄介な集草作業や処分にかかる手間が一切不要になる。
 そのクロノスは2モデルを展開。スタンダードモデル「MR―301」の最大作業能力は約3000㎡。対応草丈は40cmで、刈高は3~7cmに調節可能。長野の農地で懸念される傾斜地に対しても、オプション装着により最大30度までの傾斜を力強く走破する高い能力を備える。ハイグレードモデル「MR―400」は刈高などの基本性能はそのままに、作業能力を4000㎡まで拡大した上位機種。GPS連携によって最短ルートで充電ステーションへ戻る「ダイレクト帰還」機能や、雑草の成長が著しい夏期に真価を発揮する、繁茂エリアを重点的に処理する「ポイント指定刈り」機能など、広大な果樹園や圃場で威力を発揮する便利な機能を標準装備している。
 「ロボット=高価」という先入観を持たれがちだが、クロノスは想像以上に現実的な価格帯を実現。導入先から"もっと早く知りたかった"という能力を是非自らのフィールドで試して欲しい。

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