ササキ 駅ホーム向け除雪機 JR西などと共同開発
ササキコーポレーション=佐々木一仁社長、青森県十和田市大字三本木字里ノ沢1―259=は、インテックス大阪で開催した「第2回鉄道技術展・大阪」のJR西日本ブースで「リモコン式除雪機YUKIRO」を展示した。JR西日本およびJR西日本テクシアと共同開発した製品で、鉄道駅のホーム除雪を省力化する機体に注目が集まった。
JR西日本ではこれまでホーム除雪は深夜や早朝の時間帯に、社員や地域の協力会社による人力作業に頼ってきたが、人手の確保が年々難しくなっている。その中、駅ホームという特殊な環境下において作業者の安全確保と除雪作業の省力化を低コストで実現する除雪機を開発開始。JR西日本と自動改札機をはじめとした機械部門を担当しているJR西日本テクシアに、電動リモコン作業機や電動除雪機の開発実績があるササキコーポレーションが開発パートナーに加わった。
開発機の機体の四隅には下向きの光電センサーを配し、ホーム端を検知すると自動で停止または動作制限をかけ、転落を防止する。足回りにはゴム製のクローラーを採用し、積雪や凍結した路面でも安定した走行が可能。前方のブレードは角度可変式で、左右に雪を寄せることやV字形状でラッセルのように雪をかき分けることもできる。最大積雪300㎜に対応する。
昨年12月から開発機の実証試験が越美本線の越前大野駅と美山駅で行われ、センサー位置の調整などの課題もあるが、概ね期待通りの性能を発揮。26年度中に技術確立を目指す。
鉄道関連の総合展示会で国内が336社・団体が集結して最新技術を披露して注目を集めた同機。展示ブースには、山間に設備があり厳しい環境での除雪ニーズがある電力会社などが熱心に話しを聞いていた。今後の展望として鉄道業界以外への展開も視野にあり、市場を確かめる情報収集の場ともなっていた。ブースで来場者に対応していたJR西日本ソリューション営業企画部の石井マネージャーは開発のロードマップについて「今はリモコン式だが、遠隔操縦を経て、自律走行が将来目標になっている」とした。また、最終日にはササキコーポレーションの甲地重春取締役技術開発部長兼試験チームリーダーが来場。弊社の質問に次のように答えた。
――現場での実証成果と技術確立への手応え。
「現場での実証実験を通じ、雪を押す力や優れた操作性能、安全機能などが十分に発揮されていると手応えを感じている」
――更なる技術の開発への展開について。
「遠隔操縦について、4Gや5Gを活用し、遠隔地と本機の間で映像・音声・操作指示を通信させる実験を行っている。セキュリティとアクセス権限を徹底した特定のサーバーにアクセスする仕組みにしているため、ネット環境さえあれば、どこからでも安全に操作が可能。自律走行も、精度向上を目指し検討を重ねていくが、一番大切なのが安全装置の機構開発。安全に止まることの技術確立に注力していく。機械面では、除雪作業の雪を押すブレードを可変式にして、雪をかき分ける機能やサイドに流す機能を搭載した。これにより、従来は押しきれなかった雪たまりもスムーズにかき分ける事ができる。今後は、除雪後の更なる綺麗さを追求していく」
――鉄道業界外(一般企業や自治体など)からの問い合わせや反響について。一般販売の見通しなど。
「今回の出展を機に、多方面からの問い合わせや反響がさらに増えるものと期待している。また、この機械は電動除雪機オ・スーノをベースとしているので、今後は様々な企業や自治体、さらには一般家庭向けへの展開を見据えている。また、本機を通じて、お客様の除雪作業における作業性の向上や効率化、そして負担軽減に大きく貢献できると確信している」。
JR西日本ではこれまでホーム除雪は深夜や早朝の時間帯に、社員や地域の協力会社による人力作業に頼ってきたが、人手の確保が年々難しくなっている。その中、駅ホームという特殊な環境下において作業者の安全確保と除雪作業の省力化を低コストで実現する除雪機を開発開始。JR西日本と自動改札機をはじめとした機械部門を担当しているJR西日本テクシアに、電動リモコン作業機や電動除雪機の開発実績があるササキコーポレーションが開発パートナーに加わった。
開発機の機体の四隅には下向きの光電センサーを配し、ホーム端を検知すると自動で停止または動作制限をかけ、転落を防止する。足回りにはゴム製のクローラーを採用し、積雪や凍結した路面でも安定した走行が可能。前方のブレードは角度可変式で、左右に雪を寄せることやV字形状でラッセルのように雪をかき分けることもできる。最大積雪300㎜に対応する。
昨年12月から開発機の実証試験が越美本線の越前大野駅と美山駅で行われ、センサー位置の調整などの課題もあるが、概ね期待通りの性能を発揮。26年度中に技術確立を目指す。
鉄道関連の総合展示会で国内が336社・団体が集結して最新技術を披露して注目を集めた同機。展示ブースには、山間に設備があり厳しい環境での除雪ニーズがある電力会社などが熱心に話しを聞いていた。今後の展望として鉄道業界以外への展開も視野にあり、市場を確かめる情報収集の場ともなっていた。ブースで来場者に対応していたJR西日本ソリューション営業企画部の石井マネージャーは開発のロードマップについて「今はリモコン式だが、遠隔操縦を経て、自律走行が将来目標になっている」とした。また、最終日にはササキコーポレーションの甲地重春取締役技術開発部長兼試験チームリーダーが来場。弊社の質問に次のように答えた。
――現場での実証成果と技術確立への手応え。
「現場での実証実験を通じ、雪を押す力や優れた操作性能、安全機能などが十分に発揮されていると手応えを感じている」
――更なる技術の開発への展開について。
「遠隔操縦について、4Gや5Gを活用し、遠隔地と本機の間で映像・音声・操作指示を通信させる実験を行っている。セキュリティとアクセス権限を徹底した特定のサーバーにアクセスする仕組みにしているため、ネット環境さえあれば、どこからでも安全に操作が可能。自律走行も、精度向上を目指し検討を重ねていくが、一番大切なのが安全装置の機構開発。安全に止まることの技術確立に注力していく。機械面では、除雪作業の雪を押すブレードを可変式にして、雪をかき分ける機能やサイドに流す機能を搭載した。これにより、従来は押しきれなかった雪たまりもスムーズにかき分ける事ができる。今後は、除雪後の更なる綺麗さを追求していく」
――鉄道業界外(一般企業や自治体など)からの問い合わせや反響について。一般販売の見通しなど。
「今回の出展を機に、多方面からの問い合わせや反響がさらに増えるものと期待している。また、この機械は電動除雪機オ・スーノをベースとしているので、今後は様々な企業や自治体、さらには一般家庭向けへの展開を見据えている。また、本機を通じて、お客様の除雪作業における作業性の向上や効率化、そして負担軽減に大きく貢献できると確信している」。






