公取協総会 新会長に鈴木聡司氏 健全な市場環境維持努める
農業機械公正取引協議会は6月1日、東京都港区の機械振興会館で第47回通常総会を開催した。総会では、役員が改選、新会長に鈴木聡司氏(クボタ常務執行役員農業機械事業部長)が就任した。就任にあたり鈴木新会長は「健全な市場環境の維持と発展に努めていく」と意気込みを述べた。
総会の冒頭、冨安司郎会長は「当協議会が運用する公正競争規約は業界の実態に即したルールとして、不当表示や過大な景品提供の未然防止に寄与しており、その適切な運用を通じて業界全体の信頼性向上を支える重要な基盤。加えて、安全性の確保に関連して、当協議会の公正競争規約のもと、製品の安全性検査に関する合格証票の適切な表示や、カタログ、販促資料における安全情報の明確化を推進するとともに、トラクタの公道走行時におけるシートベルト着用義務車である旨の表示の普及など、利用者の安全な使用を支える取組を進めている。こうした取組を通じ、公正な競争の確保と業界の信頼性向上を図り、持続的な発展に寄与していきたい」と挨拶。また、来賓として消費者庁の岡田博己・表示対策課長、公正取引委員会事務総局取引部の河野琢次郎・取引規格課課長、農水省農産局技術普及課の美保雄一郎・生産資材対策室長、経産省製造産業局の須賀千鶴・産業機械課長が挨拶した。
その後、令和7年度事業報告・収支決算、令和8年度事業計画・収支予算などを審議、承認した。
8年度事業計画では、「会員は公正マークの下に集まる信頼のおけるお店である」ことを前面に打ち出し、農業者に対して会員のPRを推進する、などとした。なお、令和9年1月から乗用型トラクタで道路を走行する場合のシートベルト着用義務化にあわせ、銘板等にその旨を表示する際の表示方法についても会員に周知・通知する予定。
このほか、役員の改選も行われ新会長に鈴木聡司氏が、新副会長には冨安司郎氏(井関農機)、所司ケマル氏(ヤンマーアグリ)が就任。副会長の齋藤徹氏、冠範之氏、木村英男氏、吉田至夫氏、吉田康二氏は再任された。
総会終了後には、理事を務める鈴木直二郎氏(静岡製機)が春の叙勲・褒章で旭日双光章を受章したことを受け、記念品が贈呈された。





