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林野庁 安全で楽しく効率的 スマート林業ビジョン策定

林野庁は、3月30日、「スマート林業技術の現場実装ビジョン」及び「木質系新素材の社会実装ビジョン」を策定した。
 林野庁では、林業における労働安全の確保や、労働生産性、収益性の向上等に向けた新技術の現場導入加速を目的として、「林業イノベーション現場実装推進プログラム」を策定し、令和4年には、技術の進展状況等を踏まえてプログラムをアップデートしている。同プログラムを踏まえたこれまでの取組により、複数の遠隔操作林業機械の実用化と林業現場への導入やデジタル技術を活用した地域拠点の創出、スギ材を原料とした新素材「改質リグニン」の大規模製造技術の実証やセルロースナノファイバー(CNF)を用いた木材保護塗料の製品化など、取組は着実に進展してきた。
 一方で、実用段階に至ったスマート林業技術の安全性確保や木質資源の付加価値の高い利用に向けた技術の多様化など、新たな課題が現れている。これを踏まえ、施策の体系が異なる「スマート林業技術」と「木質系新素材」に再編、今回それぞれについて、新たなビジョンを策定したもの。
 このうち、スマート林業技術のビジョンでは、全体の将来像として、森林管理から、木材流通、伐採・搬出・造林等に至る一連の活動にICTや自動運転等のスマート林業技術を幅広く導入することで安全で、楽しく、効率的な「スマート林業」を実現する、と設定。各分野での将来像やスマート林業技術を実装した作業システムの例、現場実装に向けて今後、5~10年程度で実施されるべき技術開発・普及とスマート林業導入環境整備に関する取組を整理している。

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