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籾殻処理を効率化 イガラシ機械工業、もみがらマック提案強化中

籾殻処理を効率化 イガラシ機械工業、もみがらマック提案強化中
イガラシ機械工業=五十嵐英輝社長、山形県東田川郡三川町横山袖東13―1=は、トラクターを運転しながら籾殻を散布できる籾殻散布コンテナ「もみがらマック」の提案を、秋の作業に向けて強化している。
 「もみがらマック」は、籾殻の処理に課題を抱える農家のニーズに応えて開発された製品で、籾殻の散布と一括排出の両方に対応。使用現場や作業目的に応じて使い分けが可能だ。散布機能では、田んぼへの均一な散布が行える。一方、後部開口による一括排出機能では、特定箇所にまとめて排出したいときに、1カ所に籾殻を置くことができる。自然落下式のシンプルな構造により、故障リスクが低く、日常のメンテナンスも容易。PTO(動力取り出し装置)を使用しない設計のため、トラクターとの着脱が簡単で、作業効率の向上にも寄与する。さらに、枠(フェンス)部分がすべてはめこみ式となっており、使用後の分解や保管もスムーズだ。
 もみがらマックは、220~620の5型式のほかに4タイプがあり、バリエーションも豊富。①Aタイプ=天面ネット型シート②Bタイプ=天面オープン型シート③Dタイプ=電動開閉装置仕様④Wタイプ=ワンタッチヒッチ付仕様。
 農家からは、「もみがらの処理が楽になった」「PTOを使わないので取り外しが簡単」「もみ殻散布もできながら、一部は一括排出できるので、例えば、ほ場に撒いた籾殻を畜舎などに排出できて便利だ」「後ろが開くことで、掃除しやすい」といった高評価の声が相次いでいる。

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