【最新】備蓄米の第3回入札結果を発表|99.97%が落札、平均価格は2万1,926円【2025年4月実施】
備蓄米の売渡について、第3回の入札が4月23~25日に行われ、その結果がまとまった。6事業者が参加し販売提示数量10万191tの99・97%にあたる10万164tが落札された。落札価格(落札された販売区分の加重平均で容器包装込みの玄米60㎏あたり)は税込み2万1926円。なお、第1回から3回の落札価格の平均は税込み2万2477円。
一方、備蓄米の販売数量は3月17日から4月13日までの速報値で国から買受者の引取数量は13万7879t、買受者から卸売・中外食・小売への販売は計2万86t、卸売事業者等の販売は4179tと低調に推移。備蓄米の流通に時間がかかっている。
こうした状況に対し、農水省は、全体の約9割(1回目、2回目の合計)を落札した全農に対し要請を実施。①備蓄米が流通している数量が一部にとどまっているため消費者へいち早く提供されることを最優先に速やかに取引先との調整を進め、前倒しで供給の拡大を図ること②夏まで毎月備蓄米を売り渡す予定のため、備蓄米を必要とする全国の小売、中食・外食事業者に対する安定供給に一層努めること――を求めた。
この要請を受け、全農では、今後の対応として、①取引先と協議し備蓄米の引取時期の前倒しを推進する②引取時期の前倒しが可能となるよう輸送会社や倉庫業者と協議し、取引先からの出荷依頼数量の増加に対応できる出荷・輸送体制の構築を図る③グループ会社と連携して、備蓄米からの精米製品の製造および販売の早期化を図るとともに、取引先にも速やかな精米製造・販売を依頼する――などにより消費者への備蓄米の供給を急ぐ考えを明らかにした。
なお、全農では、備蓄米の第1回、第2回で合計19万9270tを落札。すでに全量が販売先(米穀卸)と契約を完了しており、出荷については、販売先からの依頼数量として、4月末までに5万5112t、5月分は6万8318t、6月分1万2544t、7月分655tの計13万6629tを予定している(米穀卸からの出荷依頼に応じ増加する可能性有)。
こうしたなか、消費者側に対しては、農水省が「米」について理解を深めてもらうため公式YouTubeチャンネル上に「【5分で解説】米について」を公開。米政策の歴史的な経緯を振り返りながら、需給のバランスや農水省の役割を解説している。
一方、備蓄米の販売数量は3月17日から4月13日までの速報値で国から買受者の引取数量は13万7879t、買受者から卸売・中外食・小売への販売は計2万86t、卸売事業者等の販売は4179tと低調に推移。備蓄米の流通に時間がかかっている。
こうした状況に対し、農水省は、全体の約9割(1回目、2回目の合計)を落札した全農に対し要請を実施。①備蓄米が流通している数量が一部にとどまっているため消費者へいち早く提供されることを最優先に速やかに取引先との調整を進め、前倒しで供給の拡大を図ること②夏まで毎月備蓄米を売り渡す予定のため、備蓄米を必要とする全国の小売、中食・外食事業者に対する安定供給に一層努めること――を求めた。
この要請を受け、全農では、今後の対応として、①取引先と協議し備蓄米の引取時期の前倒しを推進する②引取時期の前倒しが可能となるよう輸送会社や倉庫業者と協議し、取引先からの出荷依頼数量の増加に対応できる出荷・輸送体制の構築を図る③グループ会社と連携して、備蓄米からの精米製品の製造および販売の早期化を図るとともに、取引先にも速やかな精米製造・販売を依頼する――などにより消費者への備蓄米の供給を急ぐ考えを明らかにした。
なお、全農では、備蓄米の第1回、第2回で合計19万9270tを落札。すでに全量が販売先(米穀卸)と契約を完了しており、出荷については、販売先からの依頼数量として、4月末までに5万5112t、5月分は6万8318t、6月分1万2544t、7月分655tの計13万6629tを予定している(米穀卸からの出荷依頼に応じ増加する可能性有)。
こうしたなか、消費者側に対しては、農水省が「米」について理解を深めてもらうため公式YouTubeチャンネル上に「【5分で解説】米について」を公開。米政策の歴史的な経緯を振り返りながら、需給のバランスや農水省の役割を解説している。