北海道シングウ会— 新宮商行の最新刈払機・チェンソー発表会
道内各地から16社12名が参加した
新宮商行製品を取り扱う北海道内の有力販売店で構成する「北海道シングウ会(小松雅俊会長/奥原商会)」が3月19日、札幌市中央区内のホテルマイステイズプレミア札幌パークで開催された。新宮商行の坂口敬太郎代表取締役専務が出席する中、同会の収支報告に続いて、宮坂宏樹北海道営業所所長が会員向けキャンペーン企画を案内。商材などについて活発な意見交換が行われた中、同社が今年発売する刈払機・シングウベルカッターとシングウチェンソーの新モデルについても説明した。
北海道内から会員16社12名が出席。冒頭、挨拶した小松会長は、「マッカラー会からは今年で52回目、現在の北海道シングウ会の名称に変わってからは44回目となる。エンジンから電動化、高性能林業機械を用いたスマート林業化などと進化する中、幅広い視点での情報が集まる場であり、本日も横の繋がりが一層深まる有意義な時間にしていただければ」などと述べた。
北海道シングウ会の収支報告に続き、会の充実化や今シーズン向けシングウ商品について意見交換。商品は新宮商行機械部機械本部の野﨑俊之課長代理が説明し、商品仕様や製品・部品の輸送に関する問題を話し合った。
会員向けキャンペーン企画は宮坂北海道営業所所長が説明。その中で新発売した刈払機・シングウベルカッター2機種とシングウチェンソー1機種の説明がなされた。
新登場するシングウベルカッターは排気量20・9㏄の「NX―2200」と同25・4㏄の「NX―2700」。限界を超えた軽さとAVC(アンチバイブレーションクラッチ)機能の搭載で再加速性と防振性を向上させて作業者の負担軽減を図っている点がポイント。NX―2200はツーグリップ(本体乾燥重量3.3㎏)と両手ハンドル(同3.6㎏)。NX―2700ではツーグリップ(同4.2㎏)・ループハンドル(同4.3㎏)・両手ハンドル(同4.6㎏)がラインアップされている。シングウチェンソーの新モデルはこちらも重量2.6㎏と極限まで小型化したリアハンドルソ―の「XV250D」。発売記念キャンペーンも開始し、期間中に購入するとオリジナル熊避けベルがプレゼントされることも紹介した。
プレゼンテーションでは、カル・エンタープライズの横田武宣営業部課長が、優れた耐久性を実現したハート形草刈用ナイロンコード「刈り子ちゃん」と、切れ味抜群のサイレントライン「メガツイスト」、刈り子ちゃんを付属した叩き出し式ナイロンカッターヘッド「マジ刈る」を説明。ナイロンコードは溶着を抑えた3.0㎜モデルが加わり、各600個限定カラーの紫を販売して好評なことを述べた。
最後に坂口代表取締役専務は「単に商品を流すだけの業者にならないよう、販売店様のご意見を積極的に取り入れ、価格や品質、物流の改善などに努め、販売店様との取引の質の向上に努めていく」などと述べた。