アイガモロボ メタンガスを低減&ジャンボタニシの食害抑制
アイガモロボは、2024年のロボット大賞を受賞したが、これを開発した㈱NEWGREENと農研機構や各大学などとの研究により、同ロボがメタンガスを低減することやジャンボタニシの食害を抑制すること、また、そのエビデンス、メカニズムも次々と明らかになってきている。
【ジャンボタニシの抑制効果(農研機構との共同研究)】ロボを入れたほ場と入れていないほ場では明らかな食害の差があることが実証された。エビデンスの1つがロボットの発するある一定の周波数の音。これによって、ジャンボタニシの活動が抑制され、稲を食べなくさせる。
【メタン抑制効果の研究(日本生物工学会などとの共同研究)】メタンガス低減の1つのエビデンスは、アイガモロボが水を撹拌し空気を送り込むことによって、メタン生成古細菌が発生できなくなること。2つ目は、ロボの活動により固い土の層が空気を多く含んだトロトロ層に代わると、そこに鉄細菌が増えるが、この鉄細菌は窒素固定効果があり収量増につながると同時に、三価鉄からジャンボタニシが嫌う二価鉄に変わる。
※昨年12月の井関農機2025年上期新製品発表会会場で、㈱NEWGREENの中村副社長が説明。
【ジャンボタニシの抑制効果(農研機構との共同研究)】ロボを入れたほ場と入れていないほ場では明らかな食害の差があることが実証された。エビデンスの1つがロボットの発するある一定の周波数の音。これによって、ジャンボタニシの活動が抑制され、稲を食べなくさせる。
【メタン抑制効果の研究(日本生物工学会などとの共同研究)】メタンガス低減の1つのエビデンスは、アイガモロボが水を撹拌し空気を送り込むことによって、メタン生成古細菌が発生できなくなること。2つ目は、ロボの活動により固い土の層が空気を多く含んだトロトロ層に代わると、そこに鉄細菌が増えるが、この鉄細菌は窒素固定効果があり収量増につながると同時に、三価鉄からジャンボタニシが嫌う二価鉄に変わる。
※昨年12月の井関農機2025年上期新製品発表会会場で、㈱NEWGREENの中村副社長が説明。