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累計で86事業者に 基盤確立事業実施計画 オーレック計画変更

農水省は先ごろ、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画について、新たに2事業者の計画を認定、またすでに認定を受けていた1事業者について、計画変更の認定も行われた。
 今回認定を受けたのは、㈱アグリ総研、㈱ハタケホットケの2社。
今回の認定で累計は86事業者となった。
 今回の認定のうち、アグリ総研は、化学農薬の代替となる国産の天敵農薬の普及拡大に向け、天敵農薬を生産する施設(環境制御機能付きのコンテナハウス)を増設し生産体制を強化。公設試等と連携して導入実証を行い地域ごとの作型や作物に合わせた天敵導入方法を構築し、天敵の効果的な利用法の説明会を実施する。加えて、国内に生息する在来種天敵の探索・開発・商品化を進め新規の天敵農薬の登録を行う。
 ハタケホットケは、水田内を走行して水を濁らせることで雑草の成長を阻害する抑草ロボ(ミズニゴール)のレンタルの普及拡大を目指す。
 一方、計画の変更はオーレック。みどり投資促進税制の対象機械としてラジコン草刈機「ブルモアーRC RCHR800」1機種が追加となった。同機はハンマーナイフ構造と高出力エンジンを採用したラジコン草刈機で高効率な作業を実現。遠隔操作で、作業者は安全な場所から休耕田や耕作放棄地の草刈り作業が可能。またダウンカットを採用し石飛などの飛散軽減も期待できる。

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