農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > ヤンマーパワーテクノロジー 水素燃料エンジン等の生産 環境省等の事業に採択

ヤンマーパワーテクノロジー 水素燃料エンジン等の生産 環境省等の事業に採択

ヤンマーパワーテクノロジー 水素燃料エンジン等の生産 環境省等の事業に採択
ヤンマーHDのグループ会社であるヤンマーパワーテクノロジー(以下、ヤンマーPT)は、環境省および国土交通省の「ゼロエミッション船等の建造促進事業」で「水素燃料エンジン及び水素燃料電池システムの新たな生産計画」を提案、1月9日、採択された。
 同事業は、水素、バッテリーなどを推進エネルギー源とする「ゼロエミッション船等」の建造に必要となる水素燃料関連の生産設備の整備事業などを実施することにより、ゼロエミッション船等の生産体制を世界に先駆けて構築し、市場導入促進によるCO2の排出削減を進めるとともに産業競争力強化・経済成長を目的としたもの。
 ヤンマーグループは、持続可能な社会の実現に向け、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を推進。ヤンマーPTはカーボンニュートラル(CN)な社会の実現を目指し、2024年8月、いち早く船舶用水素燃料電池システムを商品化。また、水素燃料エンジンの開発でも、内航船舶向け「発電用パイロット着火式水素4ストローク高速エンジン」の陸上実証試験を進め、定格出力約500kWでの運転に成功した。
 今回、ゼロエミッション船建造支援事業を活用することで、水素燃料エンジンの2050年の生産台数目標を2040年に前倒しする。さらに国際海事機関の定めるGHG削減戦略に先んじ、船舶用パワーソースで、CNを実現する商品の生産割合を2045年頃に100%を目指す。

関連記事

【2024年8月開催】第100回 山形農業まつり農機ショー|山形ビッグウィングで開催決定!

日本農業機械工業会が第62回定時総会を開催 ~スマート農業やカーボンニュートラル対応の方針を表明~

日本農業機械工業会が第62回定時総会を開催 ~スマート農業やカーボンニュートラル対応の方針を表明~

「第3回九州農業WEEK」2025、グランメッセ熊本で開催 – 農業資材、スマート農業、畜産資材が集結

「第3回九州農業WEEK」2025、グランメッセ熊本で開催 – 農業資材、スマート農業、畜産資材が集結

2025NEW環境展/2025地球温暖化防止展 東京ビッグサイトで開催

2025NEW環境展/2025地球温暖化防止展 東京ビッグサイトで開催