農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > フルタ電機 猛暑対策など提案 品質向上やコスト削減に力

フルタ電機 猛暑対策など提案 品質向上やコスト削減に力

フルタ電機 猛暑対策など提案 品質向上やコスト削減に力

フルタ電機=古田成広社長、愛知県名古屋市瑞穂区堀田通=は、7月24~26日に東京ビッグサイトで開催された「施設園芸・植物工場展(GPEC)2024」において、施設園芸の課題に貢献する機器を公開した。
 コリドー(空調室)に対応する機器を充実させ、新製品の外気導入ハウスヒータをブース前面で展開。ダクトファン利用型で使用し、既設の同社暖房機で外気を導入することができ、オールシーズン活用できる複合環境制御デバイスとなる。全高を抑えた新設計で様々なハウスに導入可能。また換気扇利用型コリドーではクールインワンを提案。パッドアンドファンで効果的な暑熱対策ができる。ポンプとタンクを内蔵したオールインワン構造で既設ハウスに後付けできる。
 猛暑対策では新製品の「可搬型外気導入ダクトファン」を展示。プラグ付きの単相100V電源を使用する可搬式で、様々な現場で使用でき、育苗ハウスの外気導入に適する。猛暑対策に効果を発揮するとともに、徒長防止にも有効。奥行50mのハウスにも大風量を届けることができ、60‌dBの低騒音で低消費電力。
 GPEC会場のブースではビニールのダクトに空気を送り込んで、途中の穴からハウス内に空気を送り込むモデルを展示し、来場者が足を止めた。


 大規模施設向けエアービームにも注目が集まった。広範囲に届く風は、温度・湿度のムラを効果的に解消し、コスト削減、収量増加、品質向上に繋がる。またやわらかな風は光合成促進に効果的。炭酸ガスの移動に支障となる葉面境界層を薄くする微風を葉に当てることができる。
 このほか、ブースでは新型のエアビームAB40を披露。海外製を超える性能を持ち、省エネ、低騒音、高耐久性を同時に実現。換気促進(順送)とムラ解消(循環)を併用できる。L型取り付け金具にも対応。

関連記事

AGRI EXPO新潟 ㉖年2月朱鷺メッセで初開催 

国際農機 作業時の不便解消に 実用的農機パーツを発売

国際農機 作業時の不便解消に 実用的農機パーツを発売

クボタ、大阪・関西万博2025で「未来の食と農」エリアを展示|汎用プラットフォームロボットがスマート農業の未来を描く

クボタ、大阪・関西万博2025で「未来の食と農」エリアを展示|汎用プラットフォームロボットがスマート農業の未来を描く

サタケ、「KOMECT(コメクト)」を第3回九州農業WEEKに初出展|DXを活用した次世代型生産支援システム

サタケ、「KOMECT(コメクト)」を第3回九州農業WEEKに初出展|DXを活用した次世代型生産支援システム