農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

サンジェットアイ＝大島明敏社長、岡山県倉敷市玉島八島１５５―４＝の酵素肥料「Ｂ酵素」は、食品由来の原料を乳酸菌や酵母菌などで発酵熟成させた液体肥料。微生物由来の酵素、核酸、ビタミン、有機酸、アミノ酸、ミネラルなどを多く含み、発芽促進、定植時の活着促進、育苗期・定植期の発根促進に効果的で、糖度や食味の向上、収量増加も期待できるもので、水で希釈して野菜・果樹・穀物・花きなどに散布して使用する。
　作物の細胞組織への浸透力が高く、短時間で吸収され、植え付け時から収穫期まで使用可能。
　特に豆類と相性がよく、マメ科の作物では酵素の作用（酵母副産物など）により根粒菌が増殖する。黒大豆栽培では、定植時の活着がよく、育苗期、定植期の発根促進に好影響があることが確認されている。
　微生物の酵素反応により生成された各種有効成分は、作物本来の力を発揮させ、免疫力や活性力が向上。生育障害や軟弱生育を改善し、農作物が受けた高温や天候不順など様々なストレスを緩和する。
　また、光合成代謝効果が高まり、天候不順時において光合成産物（炭水化物）を補充し、アミノ酸の合成能力を高め生育不良を改善する。
　さらに代謝・転流を促進させて過剰な硝酸態チッソを速やかに同化し、収量増、品質向上に貢献する。
　Ｂ酵素使用した現場からは「根張りが良くなり軟弱徒長が解消した」「密度が高くなった」「糖度や食味が上がった」「収量が増えた」と、効果を実感する声が寄せられている。
　同製品は一般社団法人有機ＪＡＳ資材評価協議会の審査に合格し、有機ＪＡＳ資材リストに登録されている。