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電気代を抑えながら猛暑対策 静岡製機の気化式冷風機RKFシリーズ

電気代を抑えながら猛暑対策 静岡製機の気化式冷風機RKFシリーズ

 静岡製機(鈴木直二郎社長)は、先ごろ東京ビッグサイトで開催された猛暑対策展に「気化式冷風機RKFシリーズ」を出展。「千葉の農家からは、倉庫での農産物の調製や農機整備の場面でも熱中症対策の環境改善は非常に重要。もっと農業関係にも紹介するべきだとの有難い声も頂いた」と、産機営業部の鈴木保彦次長。成果は大きかったようだ。

  静岡製機=静岡県袋井市諸井1300=の「気化式冷風機RKFシリーズ」は、水の気化熱を利用したエコな冷風機だ。周辺温度より約5℃低い涼風を、強い風速で遠くまで送る。涼風の仕組みとしては、タンクの水をポンプでくみ上げ、冷却エレメントに注ぐ。冷却エレメント内の水は空気と接触し、気化する。そして冷却された空気は大型ファンにより遠くへ送られる上、水滴の飛散もない。
 同機は、スポットエアコンに比べて消費電力が大幅に少ないので、CO2の排出量を削減できるほか、排熱がでることもない。さらに、フロンガスを使用していないのでフロン排出抑制法にも該当しない。
【気化式冷風機RKFシリーズの特長】①左右・上下オートスイング=左右上下スイングで体全体に涼しさを届ける(対象機種:RKF723、711、506α、406α)。
 ②操作が多彩=▽選べる風量:好みに応じて強中弱の風量を選択できる(対象機種:RKF506α、406α、306α。RKF723・711の場合は無段階で調節できる)▽オフタイマー搭載:1時間、4時間、8時間。自動的に停止するオフタイマーが標準装備。消し忘れ防止、節電に役立つ(対象機種:RKF506α、406α、306α。RKF723・711の場合は1時間~8時間まで、1時間毎に自動的に停止する)。
 ③給水方法が便利=▽タンクのフタが給水トレイに:タンク上のフタをスライドさせれば給水トレイに早変わり(対象機種:RKF506α、406α)▽タンク給水口からの給水:水道ホースやポリタンクホースを給水口に差し込み給水でき便利(RKF全機種対象)。
 ④高い安全性=吐出口に指が入らない安全構造。大きなキャスターでラクラク移動(RKF全機種対象)。
 ⑤ラクラクメンテでいつも清潔=▽RKFは、簡単に掃除ができる構造:タンク内の水は必ず汚れてくるためタンクの掃除が必要になる。タンクと本体がワンタッチで切り離しできる(RKF全機種対象)。タンクは手軽に引き出せ、さらにタンクには大きな開口部があり、簡単に掃除ができる構造(対象機種:RKF506α、406α)消臭パックを標準装備しており、ニオイの発生を抑え、水まわりを清潔に保つ(RKF全機種対象)。タンクの残水がすくないため、引き出しやすく、掃除しやすい構造。また、同機は運転音が少ない静音設計。RKF306αは約50‌dB、RKF406αは約60‌dB▽冷却エレメント交換が簡単:冷風性能、清潔さを保つため、定期的な冷却エレメント交換が必要だ。冷却エレメントは工具レスで交換できる(交換した冷却エレメントは、可燃物として処理できる)。
 そのほか同社は、昨年4月より発売の①消臭パックや冷却エレメントといった消耗品交換お知らせ機能②管理者以外の操作を禁止するキーロック機能③タンクと本体を切り離す時、水を床にこぼさない水受けトレーといった新機能つきのαタイプもある(RKF506α、406α、306α)。
 担当者は、「今回は一般商業施設や工場、レジャー施設などの分野への熱中症対策で出展した。スポットエアコンと比べて風が圧倒的に強く、高温の排熱が無い、ランニングコストがかなり安くなる点も高評価だった。と同時に農家さんからの農業分野にも、もっとPRすべきとの言葉に胸があつくなった」と話した。



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