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オカモト 遮熱農POフィルム 暑さ対策必要なため期待

オカモト 遮熱農POフィルム 暑さ対策必要なため期待
オカモト=東京都文京区本郷3―27―12=は、オカモトの特許製品である遮熱農POフィルム「POクールALL SEASON」の普及を進め、近年は特に暑さ対策が必要となっており、期待が高まっている。
 同社が「POクールALL SEASON」を開発してから10年ほど経過しているが、温暖化の影響とフィルムの効果により普及が進展、特に通年でハウス内の温度をコントロールできることから、施設園芸農家から好評である。
 商品のポイントは、「透明なフィルムであること」と「赤外線反射型のPOであること」で、遮熱効果はフィルムが破れるまで持続可能。ハウス内温度を3℃程度抑制することができ、葉面温度、果樹温度、地温上昇の抑制が期待され、土中の水分を長持ちさせることができ、農家の作業環境を改善させている。
 一方、「ALL SEASON」という製品名にある通り、保温効果も期待でき、夏だけでなく、冬のハウス栽培にも貢献する。
 ハウス内部から放射してしまう熱の一部を内側に反射する効果があり、①夜間の放熱を抑制②加熱設備使用の場合、保温効果は高くなる(重油使用量は同等かそれ以下に抑えられる)などの特長がある。
 遮熱と保温の効果が評価され、農林水産省の「みどりの食料システム戦略」に基づく基盤確立事業実施計画にも認定されている。
【主な特長】①赤外線を一定量抑える効果により、ハウス内温度管理をサポート②内張り+外張りのダブル使用で、さらに温度抑制効果が向上する(冬季は加温設備があればさらに有効)。
 ③夏季のハウス内温度上昇を抑制するため、灌水の回数が軽減される④冬季は夜間の熱を逃がしづらい効果があるため、夜間の保温性に効果がある。
 ⑤フィルムの厚みは2タイプ用意(0.1㎜と0・15㎜)。温度抑制効果は、フィルムの厚みによって異なる。

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