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日本GAP協会 青果物で認証農場増 JA関係の団体認証も増える

日本GAP協会 青果物で認証農場増 JA関係の団体認証も増える
日本GAP協会はこのほど、2024年の認証農場数等を取りまとめた。
 2024年3月末時点でのJGAP、ASIAGAPの認証農場数は合計で6993農場、認証数は2139認証といずれも前年に比べると微減。内訳はJGAPが5058農場・1722認証、ASIAGAPが1935農場・417認証。
 今回の結果は、青果物(野菜、果物)が2019年、2020年以来の大きな伸びを見せた一方、茶について、全農場数が大きく減少していることが影響したとみられる。この結果について協会では「このようななかでも安全・安心、持続可能性、SDGsなどに着目した食品事業者からの認証農産物に対する購買意欲は高まっており、それが青果物の大きな伸びにつながっているものと考えられる」などとしている。
 また、今回の調査結果から、名称に「JA」「農業協同組合」「農協」「全農」とある団体を抽出したところ、青果物の認証を取得している団体数とその構成農場数が増加していることがわかった。これが青果物全体の認証農場数の伸びに大きく貢献している。
 都道府県別で認証農場数をみると、最も多かったのは静岡で2083農場。次いで鹿児島が897農場、福島が539農場、熊本が359農場、北海道251農場と続く。このうち、1位の静岡と2位の鹿児島は茶の認証農場が多い県。3~5位は青果物が多い県となっている。特に大きく伸びたのは熊本で172農場の大きな団体が新たなに認証を取得したことが大きな要因。
 認証品目で最も多かったのはキャベツ(185認証)。次いでトマト(138認証)、リーフレタス(123認証)、レタス(117認証)、ミニトマト(116認証)と続く。また、前年に比して大きな伸びを示したのは、はくさい、キャベツ、サニーレタスなど。

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