農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

ロールクリエート＝大坂伸人社長、北海道河西郡芽室町芽室基線19―16＝が安全な飼料作り実現に向けて「デリバリーツインレーキ／ＤＲ―４６０」を開発。九州などでテストを行い、「ロータリーレーキより小回りが効く」と評判も上々。
　回転式レーキのため、小石や土を含まず集草するのがロータリーレーキと異なる点。異物の混入が少ないので品質の良いウィンドローを形成し、油圧モーターなので操作も簡単に行え故障も少ない構造となっている。また、左右のリールを折りたたむとコンパクトになり、狭い公道の移動や幅を取りたくない格納も安全にでき、折りたたみも油圧なのでスムーズに行える。全長が短いので複雑な形状のほ場でも操作しやすくオペレータの疲労軽減に役立つ製品だ。
【主な仕様】▽全幅：作業時／５５００㎜（移動時２５００㎜）▽作業幅：３０００～４６００㎜▽集草幅：１０００～１２５０㎜▽ＰＴＯ回転数：５４０▽ＰＴＯ馬力：10‌PS以上▽トラクタ装着：ロアリンクヒッチ。
　また、ロール運搬作業の短縮に役立つ「ダブルロールハンド／ＲＨＴＷ―１５０」を春より発売。２本のアームでそれぞれロールを同時に掴んで運搬が可能。拾い上げ・移動・積込みを２個同時に行え作業効率が格段に上がるのがセールスポイント。隙間なくロールが積み込め、どの方向からも掴むことが可能。ラップフィルムを傷つけにくく、フレームやアーム位置を視界が遮らなく作業しやすい設計となっている。
【主な仕様】▽重量：３９０㎏▽油圧：複動１系統▽ベールサイズ：幅／～１２００㎜、径／９００～１５００㎜▽装着方法：フロントローダー。