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ユニパルス 電動バランサに期待 多様なニーズ対応が可能

ユニパルス 電動バランサに期待 多様なニーズ対応が可能
ユニパルス=東京都中央区日本橋久松町9―11=が普及を進める、重量物の搬送作業を手軽に優しくサポートする電動バランサ「ムーンリフタ」の「MLT」は、屋外での作業に適しているため、農業関係の作業はもちろん、多様なニーズに対応可能なことから期待が高まっている。
 電動バランサ「ムーンリフタ」は、吊った荷物をまるで無重量のように取り扱えるアシスト装置。形や重さの異なる荷物を同じ操作でハンドリングでき、誰でも簡単に扱える。重量物の搬送という危険作業を安全作業に変えることができ、腰痛対策にもなるため人気を集めている。
 「MLT」は、安全性の高さや使いやすさなどが高い評価を得ている従来の「ムーンリフタ」のチェーンをステンレス化、外部のファンをなくしたことで、防塵性と防滴性をプラス。ホコリの多い作業環境や、少しぐらいの雨天などでの作業も可能となり、より農作業現場などに適した製品となっている。
 「ムーンリフタ」はAC100VまたはAC200Vで動く「電動のバランサ」。
 導入事例を紹介すると、三和新静(静岡県静岡市)は、静岡県内を中心としたスーパーや飲食店へ安全でおいしい青果の卸をしている会社。同社では玉ねぎが入ったダンボール箱やコンテナを搬送する現場で導入した。
 ダンボール箱とコンテナを同じ吊具で持つことができ、玉ねぎの重さが毎回変わっても設定を変えずにすむので、パートの人がすぐに使えるようになった。20㎏程度のダンボール箱を一日に600回搬送することもあり、作業が改善されて満足していると話している。
 「ムーンリフタ」はこれまでの14機種に加え、さらに幅広い環境条件でも活躍することができる「MLT」が登場したことから、高齢の人が多く働く農業関係の作業現場には最適な製品。

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