クボタが電動ミニバックホーを 欧州市場に投入 カーボンニュートラル実現へ

クボタ(北尾裕一社長)は、電動ミニバックホー「KX038―4e」を2024年春、欧州市場に投入する。都市部の工事などで広く活用されるミニバックホーのラインナップに電動モデルを加えることで、建設工事のカーボンニュートラル実現に貢献していく。
【開発の背景と製品特長】同社は、2021年に公表した環境ビジョンで2050年のカーボンニュートラル実現を目標に掲げ、製品から排出されるCO2の削減に向けた取り組みとして、電動・ハイブリッド化や燃料電池の研究を進めるなど、動力の脱炭素化に挑戦している。同社の欧州ミニバックホー事業は、1978年の参入以来、高い操作性と耐久性が評価されて事業量を拡大。現在は、同社が20年以上にわたり№1シェアを維持する重要市場の一つ。欧州は環境対応の先進地域であり、環境性能の高い製品に対するニーズの高まりが顕在化している。そこでこのほど、同社初の電動ミニバックホーKX038―4eを開発し市場投入する。
一般的に、産業機械の電動化は稼働時間の短さが課題。同機はモーターの回転数を調整するEcoモードを実装するなど、省エネ機能を盛り込むことで4時間の連続稼働時間を確保している。これにより主要用途の一つである都市部の配管工事などにおいて、途中で充電することなく1日分の工事作業を行える。同機は現地の販売会社を通じて、レンタル契約でエンドユーザーに製品供給する。同機種を通じ、使用に際しての課題など知見を深めながら、環境配慮製品のさらなるラインアップ拡充を進める。
【KX038―4eのレンタル】▽開始時期=2024年春▽対象エリア=欧州の一部地域▽対象顧客=建設工事会社。
【製品の概要】▽機体質量=3870㎏▽モーター出力=17・8kW▽想定される用途=都市部の配管工事、掘削工事など。また低騒音や、ゼロエミッションの作業が求められる工事現場での作業。
【開発の背景と製品特長】同社は、2021年に公表した環境ビジョンで2050年のカーボンニュートラル実現を目標に掲げ、製品から排出されるCO2の削減に向けた取り組みとして、電動・ハイブリッド化や燃料電池の研究を進めるなど、動力の脱炭素化に挑戦している。同社の欧州ミニバックホー事業は、1978年の参入以来、高い操作性と耐久性が評価されて事業量を拡大。現在は、同社が20年以上にわたり№1シェアを維持する重要市場の一つ。欧州は環境対応の先進地域であり、環境性能の高い製品に対するニーズの高まりが顕在化している。そこでこのほど、同社初の電動ミニバックホーKX038―4eを開発し市場投入する。
一般的に、産業機械の電動化は稼働時間の短さが課題。同機はモーターの回転数を調整するEcoモードを実装するなど、省エネ機能を盛り込むことで4時間の連続稼働時間を確保している。これにより主要用途の一つである都市部の配管工事などにおいて、途中で充電することなく1日分の工事作業を行える。同機は現地の販売会社を通じて、レンタル契約でエンドユーザーに製品供給する。同機種を通じ、使用に際しての課題など知見を深めながら、環境配慮製品のさらなるラインアップ拡充を進める。
【KX038―4eのレンタル】▽開始時期=2024年春▽対象エリア=欧州の一部地域▽対象顧客=建設工事会社。
【製品の概要】▽機体質量=3870㎏▽モーター出力=17・8kW▽想定される用途=都市部の配管工事、掘削工事など。また低騒音や、ゼロエミッションの作業が求められる工事現場での作業。