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オーレック 正逆ブルモアー拡販 飛散防止ダウンカット式

オーレック 正逆ブルモアー拡販 飛散防止ダウンカット式

 オーレック(今村健二社長)は、小型雑草刈機では初となるロータリー正逆切替機構搭載の「正逆ブルモアー・HRS815」の拡販に注力している。本機は新機能である正逆切替機構を搭載したことで、雑草を上から刈り込み前方への飛散を抑えるダウンカット、下から刈り上げキレイな仕上がりのアップカットと、使用場所ごとに切り替えて草刈りができる。

 オーレック=福岡県八女郡広川町日吉548―22=の「正逆ブルモアー」は、刈高調整が手元のレバーを握るだけで操作できるため、従来品よりも簡単に調節することができる。さらにナイフの幅と厚みを増したことで、欠けや変形の軽減し、長持ちとなるように改良されている。
また、ロータリーカバーはコルテン鋼を採用し、錆が進行しにくく、耐久性も向上している。
 特長は①ロータリー正逆切替機構の搭載で、刈取り、粉砕能力を重視したい場合はアップカット。飛び石など前方への飛散防止・安全性を重視したい場合はダウンカットに使い分けができる。安全のため、ナイフクラッチレバーが〝入〟位置の時には切替ができない仕様で、レバーが〝切〟の位置では、ワンタッチ切替ができる。ダウン・アップカットをうまく使い分けることで、ナイフの摩耗が偏らないため、ナイフの交換頻度を軽減。
 ②手元にある刈高調節レバーを握るとロックが解除され、離すと高さが固定できる。ロータリー部に刈高目盛りが付いているため、簡単に刈高の調整が可能。従来品は刈高調整に約15~20秒かかっていたが、本機はワンタッチ操作で約1~2秒で行える③ロータリーカバーにコルテン鋼を採用したことで腐食に強く、錆が進行しにくい仕様に。強度はブルモアーシリーズより3倍以上向上。
 ④ナイフを従来品より幅を5㎜、厚さを1.5㎜増やしたことで耐久性が向上。ナイフの交換頻度が減少⑤立ち乗りステップを標準装備。従来の立乗りステップより120㎜幅が広くなったことで、より快適に作業ができる。
【正逆ブルモアー主仕様】▽機体寸法=全長1670×全幅960×全高1000各㎜▽総重量=255㎏▽能率(反/時間)=0.7、1.6、2.7▽刈幅=800㎜▽刈高=20~85㎜(無段階)▽ナイフ=ハンマーナイフ×46枚▽刈取ベルト=ベルトテンション▽価格=104万600円。

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