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37道府県でトマトキバガ 

37道府県でトマトキバガ 
日本で侵入を警戒している害虫の一種である「トマトキバガ」。海外ではトマトなどナス科の作物に被害が発生しており、わが国においても一昨年10月に熊本で確認されて以降、各地で確認されている。
 現状の認識と懸念される国内での定着について認識を問われた宮下農相=写真=は現状について、「全国の都道府県や植物防疫所が実施しているトラップ調査においては、これまで37道府県で確認をされており、一部で葉や果実への食害が確認されているものの、果実の収量が低下する等の大きな農業被害は報告されていない」と説明。そのうえで、「農水省としては、引き続き、侵入・まん延の状況を把握するとともに、被害が確認された場合には、農薬による防除が可能であることから、都道府県による農薬等の防除の実施に対して支援をしている。また、イノベーション創出強化研究推進事業において、越冬の可能性や侵入原因等について、農研機構が中心となって研究を進めているところだ」などと説明した。

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