第48回ツムラ角鳩会を開催 4年ぶりで販売量は伸長
(写真説明)挨拶する津村社長
津村鋼業の高級刃物を扱う事業者で組織する「ツムラ角鳩会」
津村鋼業=津村慎吾社長、兵庫県三木市=の高級刃物を扱う事業者で組織する「ツムラ角鳩会」の第48回総会が10月17日、神戸市のANAクラウンプラザホテル神戸で開催された。
総会では冒頭、角鳩会の長谷川雅光会長(長谷川熊吉商店社長)が「新型コロナも2類から5類に移行、社会活動も戻りつつありますが、ウクライナ、エネルギー、物価高など厳しい状況が続いています。その中でも中小企業にとって人手不足は深刻な問題。加えて人件費の高騰と取り巻く環境は大変厳しい。この苦悩をどう乗り越えていくのか、会員が情報を発信、交換して共有、ツムラを盛り上げ難局を乗り越えましょう」と挨拶。
続いて津村社長が「コロナの3年を経て、4年ぶりに顔を合わせることができ、大変うれしく思っています。私たちは、日本農業を取り巻く大変厳しい現状の中、頑張っている農家に対し、これからも良質な製品を供給し続けていき、これからの日本の農業が持つ課題に対し、企業として何ができるのか、どうアプローチしていくかをもっと考えていきたいと思っています。チップソー・ハンマーナイフ・フリーナイフ刃販売量は、コロナ前より上回ることができました。今後もツムラ・津村鋼業が、そして角鳩製品が〝必要とされる企業・商品〟として期待に応えられるよう一層頑張りたい」と方針を述べた。
議事は2023年度事業報告、同会計報告と2024年度事業報告及び予算案を審議、承認された。