川辺農研産業 ハウス内の硬盤破砕 スーパーソイラーが活躍
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埼玉県本庄市内でミニトマトを栽培している戸塚和登さん
都内の上野駅から100㎞余り、群馬県との境に近い埼玉県本庄市内でミニトマトを栽培している戸塚和登さん。川辺農研産業=東京都稲城市矢野口574―4=の「SV2―BD」を活用して成果を上げている。
戸塚さんは、3代目としてハウス園芸に精魂込めて取り組む若手農業者。大学で施設園芸を専攻し、卒業して各種施設園芸関連資機材を供給する企業に一年間研修に入り実家に戻って就農した。
「休暇の時に父の手伝いはしていた。大学入学時は、農業は一つの選択肢と考えていたが、勉強しているうちに自分に合った仕事かなと思い農業の道を選んだ」と戸塚さん。研修先が実践指導を行っていたことと、父親や研修生OBなどからの指導や情報交換を得ていたので、戻ってきてからもさほど戸惑いはなかったと振り返る。
「バイブロスーパーソイラーSV2―BD」を昨年導入
塚さんが担当するのは、5000㎡(ハウス3棟)のミニトマトで、父親と管理に当たり、養液土耕栽培で行っている。
土耕栽培のポイントは土づくり。ぼかし肥料の供給を受け、元肥、追肥を行う一方、土壌の性状そのものの改善を図るため、同社の「バイブロスーパーソイラーSV2―BD」を昨年導入。
「この辺はもともと土が硬いところなので、いろいろな検討を進めた結果、バイブロスーパーソイラーSV2―BDに行きついた」と戸塚さん。
同機は、30~40馬力のトラクタに適応する3本シャンクの作業機。振動式のために小型トラクタでもしっかりと作業をこなし、アタッチメントを変えれば各種野菜の掘り取り、収穫、転圧作業などにも対応できるため、ハウス内作業には最適な機種。「コンパクトにまとまって使いやすい機械」と戸塚さんは高く評価している。