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デンカ 経営計画などを説明 バイオスティミュラントも

デンカ 経営計画などを説明 バイオスティミュラントも
デンカ=東京都中央区日本橋室町2―1―1日本橋三井タワー=は、8月25日、同社のデンカイノベーションセンター(東京都町田市)で、「社会課題に取り組むデンカの研究・開発現在と未来」と題した報道陣向けイベントを開催した。
 今回のイベントでは、2023~2030年度の8カ年を対象とする経営計画「Mission2030」の説明の他、様々な社会課題の解決に取り組む、同社の研究・開発とその製品を紹介した。

 
              戸谷センター長

 冒頭、挨拶と同センターの概要説明を、執行役員兼イノベーションセンター長の戸谷英樹氏が行った。同センターのビジョンとして、「多くの最先端技術を持ち、活かすことで2030年までに存在感のある研究所となる」ことを「MISSION」として掲げるとともに、研究開発を行っていくにあたり従来より受け継がれてきた同センターのDNAである「CORE VALUE」を「誠実」「挑戦」「真摯」「ニーズに合った」「継承」と、経営計画のスタートに合わせ明文化したと説明した。
 次に、経営計画「Mission2030」に関して、経営企画部課長の坂元平祐氏が業績などに触れた後、同社の新しいビジョンについて話し、パーパスとして「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」を掲げたと説明した。
 続いて、同社の開発品の説明が行われた。「バイオスティミュラント」に関しては、60年以上の実績がある土づくり肥料の固形腐植酸「アヅミン」や、液状腐植酸「アヅ・リキッド413」、「レコルト」に加えて、海外向けの「PRULA」の説明を、インフラソリューション研究部グループリーダーの飯野藤樹氏が行った。
 「レコルト」の施用区では、未施用区に比べ高温ストレスが緩和されたように観察された他、「アヅミン」の施用区では、地上部と地下部の重量が増加してNaClストレスの緩和が葉色や生育に見られる、などと発表。

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