農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

タイショー（矢口重行社長）のコンテナシリーズは、市場から高い評価を得ているが、このほど、レザーコンテナについてモデルチェンジし、「ＭＡＣ／ＭＢＣシリーズ」として新発売した。「ＭＡＣシリーズ」はコントロールボックスを手前に移動し使い勝手を高めた。加えて「ＭＢＣシリーズ」は従来機よりホースを太くし、排出がよりスムーズにできるようになっている。

　モデルチェンジしたレザーコンテナ「ＭＡＣシリーズ」「ＭＢＣシリーズ」を含め、タイショー＝茨城県水戸市元吉田町１０２７＝のコンテナのラインナップを紹介する。
【新レザーコンテナ・ＭＡＣシリーズ／ＭＢＣシリーズ】▽軽トラックサイズ（１３２６×１７６０×１３５０㎜、１２００～１６００ℓ）＝①ＭＡＣ10Ｔ―（単相１００Ｖ４００Ｗ仕様／単相１００Ｖ７５０Ｗ仕様、ホース長３ｍ（有効長２ｍ）、４ｍ（同３ｍ）、５ｍ（４ｍ））。排出量は５～６ｔ／時②ＭＢＣ10Ｓ―（三相２００Ｖ1.5‌kW、１２００～１６００ℓ（ホース長３ｍ（２ｍ）、4.5ｍ（3.5ｍ））。排出量は８～12ｔ／時。
　▽運搬車サイズ（１０３０×１６００×１０８０㎜、８３０ℓ）＝ＭＡＣ05Ｔ―（単相１００Ｖ４００Ｗ仕様、ホース長３ｍ（同２ｍ））排出量は５～６ｔ／時。※高さ調節・折り畳みはできない。
《主な特長》①全面メッシュホッパー＝通気性・耐久性に優れ、一目で籾量も分かり投入・排出時に安心して作業が出来る②ホッパーは折り畳み式でホッパーを付けたまま折畳める③フレキシブルホース＝着脱式ホースで左右に１８０度排出が可能。籾の張込作業がよりスムーズに行える④回転スタンド＝トラックへの積み下ろしや移動が簡単に。収納時は本体を回転させコンパクトに収納⑤センサーコントロール機能＝モーターはセンサーで自動停止。スイッチボックスの位置を変更し、操作性が向上した⑥三段階スライド＝作業場に合わせて高さが選べる三段階スライド方式を採用。
　このほか、レザーコンテナウイングＷＢシリーズがある。同シリーズは全面メッシュホッパー、フレキシブルホース。ただしセンサーコントロール機能には対応していない。寸法は１３１６×１７１０×１２７０㎜（高さ調節はできない）。ホース長は２ｍ（有効長1.2ｍ）／３ｍ（同2.2ｍ）／４ｍ（同3.2ｍ）。容量１３００ℓ。排出量５～６ｔ／時。
【グレンコンテナ・ＵＭＫシリーズ】ＵＭＫ08・同11・同19・同23・同31の５型式。
《主な特長》①ハイパワー２モータ方式で毎分２８０㎏（毎時最大17ｔ）の高速排出が可能②全自動センサーコントロールで排出量の調節とモータ停止は自動。無人運転で安心作業③着脱式のフレキシブルホースで左右１８０度の角度で排出できるため籾の張込作業がスムーズ④籾投入時の前後左右の片寄りにもかかわらず排出終了時に残籾がほとんど出ない構造のスラントシャッター採用⑤本体の窓を追加。残量を簡単に確認できる⑥回転スタンドは移動やトラックへの積み下ろしが楽にでき収納時には本体を回転させコンパクトに収納できる⑦従来機能と新機能をバランスよくマッチ。
三相２００Ｖ専用。
【ＵＭＫシリーズのラインナップ】①寸法（全幅×奥行×全高）②重量③モータ④容量の順。排出量は全機種14～17ｔ／時。
《ＵＭＫ―08》①１３００×１８４０×１０９０㎜②１７５㎏③三相２００Ｖ７５０Ｗ＋１‌kW④１２５０ℓ。
《ＵＭＫ―11》①１３００×１８４０×１２９０㎜②１９０㎏③三相２００Ｖ７５０Ｗ＋1.0（1.5）KW④１７００ℓ。
《ＵＭＫ―19》①１５００×２３４０×１４１０㎜②２５０㎏③三相２００Ｖ７５０Ｗ＋1.5‌kW④２８５０ℓ。
《ＵＭＫ―23》①１５００×２８００×１３７０㎜②２９０㎏③三相２００Ｖ７５０Ｗ＋1.5‌kW④３４００ℓ。
《ＵＭＫ―31》①１５６０×２８００×１６７０㎜②３１０㎏③三相２００Ｖ７５０Ｗ＋1.5‌kW④４７００ℓ。