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草刈り作業を自動で クロノスで省力化を提案 和同産業

草刈り作業を自動で クロノスで省力化を提案 和同産業
和同産業=三國卓郎社長、岩手県花巻市実相寺410=は、6月7日にさいたまスーパーアリーナで開かれた埼玉縣信用金庫主催のマッチングイベント「さいしんビジネスフェア2023」に参加した。会場ではロボット草刈機〟「ロボモアKRONOS(クロノス)」を展示し、〝人の手を煩わせずに自動で草刈り作業ができる〟ことをPR。関心を呼んでいた。

 基本的に1時間作業して1時間充電を繰り返しながら自動で作業していくので、導入先から〝面倒な草刈りから解放された〟と喜ばれているロボット草刈機クロノス。草刈り作業は気温が高く過酷な環境下で行うケースが多いため、人力での作業は極力減らしたいところ。特に減らしたい場所の一つが傾斜地での作業だが、そうした傾斜地走行を向上させるためウェイトホイールを今年1月にオプション設定。標準ホイール装着時では最大傾斜角20度までのところ、最大30度まで対応可能に。クロノスで作業できるエリアが拡大したことで、人力での作業を減少させて喜ばれている。この他、エラー発生時に登録したメールアドレスに通知する遠隔通知ユニットもオプションで用意したほか、ホイールの破損と草づまりを軽減させるホイールカバーや充電ステーションのACアダプター防雨カバーの標準装備など、現場からの要望を組み入れ、バージョンアップを行っている。
 今回はクロノスの知名度アップが目的、と事業企画部国内企画推進課の嶋大輔課長。「埼玉県は果樹園が多く、傾斜地の草刈り能力がアップしたこと。また、太陽光ソーラパネル発電現場でも導入されており、メガソーラー事業者との繋がりができれば」と話し、用意したカタログを配布。〝自動で草を刈っていくのか〟と言い、説明を求める人が多かった。
 最大作業面積3000㎡の同機。草刈り作業に人手が回らず、本業に支障をきたしているなら、ぜひ試して欲しい製品だ。

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