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東京農業大学 デニム素材を採用 学生考案のつなぎを発表

東京農業大学 デニム素材を採用 学生考案のつなぎを発表
東京農業大学は3月17日、厚木キャンパスで農学部の学生が企画した新しい農大つなぎ「アグリデニム」お披露目会を実施した。会場には大学関係者や来賓、報道関係者など30名程が集まった。
 開会にあたり、上岡副学長は「学生が普段からこんなところが良くなったらいいのにという思いをエスケー・プロダクトさんに形にしてもらい、社会実装まで繋げていただいたことを非常にありがたく思う」と挨拶した。
 また、アグリデニムを中心となって考案した上村悠夏さん(2022年3月動物科学科卒業)と、つなぎを製作したエスケー・プロダクト商品企画部柏木部長によるトークセッションも行われた。上村さんは「ヒップオープンファスナーを付けており、普通のつなぎでは不便なトイレ問題を解決した。またポケットの機能がとても充実しており、胸の下にも備え付けた。デニム素材なので、使うと擦れてきて自然な味が出てくる」と話した。エスケー・プロダクトの柏木部長は「学生が買える価格設定や素材など、苦労もあったが上村さんの行動力や熱意に感動し、協力した。生地はストレッチ性、速乾性のある素材にするためデニムを採用したが、洗濯後もすぐ乾くよう、ポリエステルも混ぜている」と話した。
 その後ホンダパワープロダクツジャパン協力のもと屋外でアグリデニムを着用したモデルが「サ・ラ・ダFF30020周年記念モデル」、カセットガス式の「ピアンタFV200」、ベストセラーモデル「こまめF220」などを使い、「アグリデニム」の使いやすさや作業のしやすさをPR。収縮性の良いことで楽に作業が行えたほか、ホンダのお洒落な耕うん機ともマッチしていた。
 同大学の学生向けには「東京農業大学生活協同組合」が大学のロゴ入りを全てのキャンパスで発売する。また、インターネットで一般向けにロゴ無しバージョンを販売する。税込8800円。

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