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スマート水管理 WEBセミナーで認知拡大 3WATARASはKSASと連携開始予定

スマート水管理 WEBセミナーで認知拡大 3WATARASはKSASと連携開始予定
クボタ(北尾裕一社長)は、2月17日、同社子会社の㈱クボタケミックスとともに、オンラインで「クボタWEBセミナー KSASとWATARASを活用したスマート水管理」を生配信した。
 クボタケミックスが提供するWATARASは、水田の給水・排水をスマートフォンやパソコンを通じて遠隔操作・自動制御することにより、水管理労力の低減を可能にする製品だ。水位・水温の計測結果、連携している気象情報をデータセンタに保存しており、必要な時に過去の履歴を確認でき、営農計画の判断材料に活用できる。3月下旬には、WATARASはKSASとの連携を開始する予定であり、更に便利になる。
【KSASによる水管理のメリット】①状況共有が難しい水管理への課題に対してKSASの「水管理マップ」を活用することで、手持ちのスマートフォンで水管理の記録が簡単にできる②アラームをセットしておけば指定した時間になると色が変わってお知らせしてくれたり、いつまでに水を止めるのかもアラームで設定することで、ミスを未然に防ぐことができる。
【WATARASとKSASの連携によるメリット】①KSASの画面で水管理状況を一括表示=WATARAS設置済ほ場だけではなく、未設置ほ場を含めた給水状況などの水管理状況を、KSAS水管理マップで一括表示できる②スマホでしかできなかった水管理をパソコンでもできる③水管理マップで水位・水温・給水状況を見える化=水位・水温に応じたグラデーション表示や給水状況による色分け表示ができる④連携費用は無料=KSAS―WATARAS連携に伴う追加の費用は発生しない。
【期待される効果】①直接的な利便性=給水栓の操作に要する時間の短縮。ほ場に出向く回数が減少②高度な水管理を応用した効果=精密な水管理による気象災害被害の緩和、米の品質向上・収量増加、環境負荷を軽減。
【WATARASの6つの活用場面】①高度な水管理を田に出向かずに実行②栄養生育期の生育促進による安定化③直播栽培の安定化・多収④気象災害被害の軽減⑤雑草の抑制、除草剤の効果発揮⑥中干し延長によるメタンの排出抑制。
 スマート農業加速化実証プロジェクトにおける効果及び活用事例も及川技術顧問から紹介された。
【信州伊那谷スマート農業実証コンソーシアム】▽栽培期間中の水管理時間が10a当り83%削減▽水見に要した移動距離や燃料費が85%削減。
【南相馬市小高スマート農業コンソーシアム】WATARASを設置し用水管理を自動化した水田で令和2年4月25日~8月25日までの4カ月間の給水量を調べたところ、手動での水管理に比べ、給水量を約3割減少(節水)することができた。
【精密な水管理による生育促進で必要なこと】①水稲の収益向上には、適切で、きめ細かな水管理が不可欠②不慣れなほ場では、非熟練者による管理が困難であり、利用集積したほ場があちこちで、移動に時間がかかる③1筆の区画が大きくなると入排水の時間が長くかかってしまうため、それらを効率よく行い、管理するにはWATARASがオススメ。
【視聴者からの質問】▽KSASとWATARASの連携方法=KSASのメニューからWATARASのログインIDとパスワードを入力する▽販売単価=導入費用はLoRa型を10台の場合、1台当たり24万円(税込)と、別途工事費▽他社の水管理機器との比較でWATARASの優位性は=①水管理の省力化+データを活用し精密農業に繋げられる②KSASやKSISと連携できる③サポート体制が万全で、安心して長く使える。

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