農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

Ｇテクノ＝都築幹尚社長、愛知県豊川市宿町佐平山48＝は、国交省が定める快適トイレの基準にも適合し、自律式移動型水洗トイレシステム「サラオ」の普及に力を入れている。快適トイレとは、男女ともに快適に使用できる仮設トイレの総称とし、以下の仕様を満たすトイレとされる。
【快適トイレの定義】▽快適トイレに求める標準仕様＝①洋式便座②水洗機能③臭い逆流防止機能④容易に開かない施錠機能⑤照明設備（電源がなくても良いもの）⑥衣類掛け等のフック付、又は、荷物置き場設備機能▽快適トイレとして活用するために備える付属品＝⑦現場に男女がいる場合に男女別の明確な表示⑧入口の目隠しの設置⑨サニタリーボックス（女性専用トイレに限る）⑩鏡付きの洗面台⑪便座除菌シート等の衛生用品▽推奨する仕様、付属品＝⑫室内寸法９００×９００㎜以上⑬擬音装置⑭フラッパー機能の多重化⑮窓など室内温度の調整が可能な設備⑯小物置き場等。
　「サラオ」は、これらの基準を満たしており、太陽光設備と蓄電池設備を備えているので、電気や上下水道の設備が整っていない環境でも設置できる。一般家庭と同様の温水洗浄便座付き便器を使用し、温水洗浄暖房便座を完備しているので、家庭用トイレと変わらない外観・内装で、安心して清潔な水洗トイレを利用できる。汚水タンクには脱臭効果のある土壌被覆がされており、臭いがしない。外部コンセントが付いているため携帯電話や電動工具の充電も行なうことができ、工事現場や観光農園などの施設のほか、災害などの緊急時にも対応可能だ。