農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 第12回農業Weekに出展 自動走行車モデルも展示 ヤマハ発動機

第12回農業Weekに出展 自動走行車モデルも展示 ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、10月12日から14日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される、日本最大規模の農業・畜産の総合展「第12回農業Week」に出展する。同社の「農業Week」への出展は、今回が初めて。
 今回の出展テーマは、「Live Together」。農業現場の課題に対して、モビリティとロボティクス事業を持つ同社ならではの提案を行う。同社ブースでは、 〝動く作業台〟をコンセプトに、果樹園などの樹列で、枝の剪定・受粉・摘果・収穫などの作業の際、作業者の操作で自動走行・停止を行い、作業を支援する〝果樹園作業支援自動走行車〟の「コンセプトモデル」を展示し、受容性・活用の可能性を確認する。その他にも、産業用無人航空機(農業用無人ヘリコプター・ドローン)の新モデルも展示し、農業市場でのブランドイメージの醸成、製品PRを図る。
 同社は、2022年2月発表の新中期経営計画(2022~2024年)において、新規事業と成長事業を〝戦略事業領域〟と位置づけ、将来のコア事業に育てるための経営資源を積極的に配分するポートフォリオマネジメントを進めている。新規事業のひとつとして〝農業自動化〟を掲げており、今回展示のコンセプトモデルは、その一端を担うソリューションを目指す。
 「農業Week」は、全国の農業法人、農協、農業資材店・ホームセンターなどの関係者が来場する国内最大規模の農業・畜産の専門展だ。農業関連のメーカーや商社などが出展し、新規ネットワーク開拓や製品のPRなどを行う。
 ※今回展示のコンセプトモデルは、生研支援センター「革新的技術開発・緊急展開事業(うち人工知能未来農業創造プロジェクト)」の支援を受け実施した研究成果に基づき、新たに開発したもの。

関連記事

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価