農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > ヤハタ 成長曲線の創造を 2022年度事業説明会

ヤハタ 成長曲線の創造を 2022年度事業説明会

ヤハタ(米田正社長)と主要仕入れ先で組織する協力会「ヤハタ会」(辻本康則会長)は、新型コロナ拡大の影響で書面決済となったが、延期となっていた「ヤハタ事業説明会」が7月15日、大阪・中央区の「スイスホテル南海大阪」で開催され、協力会の77社90名が出席した。コロナによる総会の中止で、会員メンバーが一堂に会するのは3年ぶりとなった。

 ヤハタ事業説明会は、ヤハタの井上依彦常務執行役員の司会で進行。まず米田社長が「皆様との協業も視野に入れ、新しい成長曲線をつくりたい」と指針を述べた(別掲)。このあと今期新入会の㈱タケダ・武田太一代表取締役、入会予定の三喜工業㈱・浦野寛之代表取締役が紹介された。
 続いて、西垣学営業本部部長が「営業統括本部の取組みについて」を説明。「2021年はコロナの影響、円高など厳しい状況下だったが、目標である395億円に対し約14%アップの447億円で終えた。今期の目標額は14%アップの509億円を掲げ活動する。2029年の創業100周年には1000億円を目標に取り組む」と力説。次に櫻井晃資材購買部部長が「資材購買部報告」、伊井秀臣品質保証部部長が「品質保証部方針」を述べ、説明会は終了。
 引き続き懇親会が開かれ、辻本会長が「久しぶりのヤハタ会で、ヤハタ様も順調に業績を伸ばし新社長も事業を継承しつつ新しい試みに挑戦、我々ヤハタ会も新しい目標達成に協力する。来年10年目の節目で、10周年記念をやりたい」と挨拶。工藤芳典副会長の乾杯で懇親会がスタート、終始和やかな雰囲気の中、3年ぶりのメンバーとの再会で、笑顔で歓談、親交を深めていた。最後に、家鋪渡副会長が会長相互の結束を呼びかけ締めくくった。
【米田社長挨拶要旨】我々が今やるべき事は事業を拡大するしかない。67期も上半期が終わり、売上はほぼ計画通りに推移したものの、利益率の低下や業務の手間や物流コスト・間接費が増大。お客様のお困りごとに対応する、断らないヤハタ・やるためにどうするかでお応えするヤハタを貫いており、それらを引き受けるだけの企業体力も強化しています。お客様とヤハタのパイプを強くする事、お客様にとってヤハタが必要とされる会社であり続けることが皆様方とのお取引を強固にし、拡大させてゆく事に繋がると考えているからです。1990年代に他社に先駆け海外進出したことが、ヤハタの成長を支えてくれ今があります。今我々には新しい成長曲線を創造する事業展開が必要となっています。皆様との協業も視野に入れて、新しい成長曲線をつくりたいと考えております。

関連記事

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

〝チャレンジ〟掲げ新生諸岡始動 35年ぶり社長交代 海外、国内林業部門強化へ

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

アイデック 安全講習会で講演 安全な草刈りをサポート

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

ビコンジャパン GPS連動型スマート農機 畑作「三種の神器」 機能拡張しより使いやすく

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価

サタケに知財功労賞 商標を活用した戦略評価