新・十勝営業所 / 北海道カスタマーC 緑産 落成式と展示会開催 2日間で約2000名来場
緑産=小菅勝治社長、神奈川県相模原市中央区田名3334=は6月30日、帯広市西19条北の工業団地に移転した新・十勝営業所と新設した北海道カスタマーセンターの落成式を開催。午後から7月1日にかけては農業・林業・バイオマス関連機械メーカーと共に「とかち大地の機械フェア」を実施。約2000名が来場した。新たな拠点を軸に、同社は道東・十勝エリアの販売支援と道内の部品供給及び技術サービスの充実を図りつつ、 生物資源循環利用に向けた情報を発信する。
新・十勝営業所並びに北海道カスタマーセンターは帯広駅から車で20分ほどの場所。新築した建物の前に、TMR給餌機「ミクストロン」や散水機「レインスター」、汎用木質破砕機「アクスター」、ホイール自走式のコンポストターナー「トップターン」といった同社が誇る環境・農業機械23台が来場者を出迎えた。
落成式は帯広市の郷土芸能である平原太鼓の響きを堪能した後、セミナールームに移動して実施。海外パートナー、地元ユーザー、農業機械・建設機械メーカー、本社のある神奈川県相模原市役所からもお祝いに駆けつけ約70名が出席。同社の取組みなどを紹介するビデオ上映後に建築主として小菅勝治社長の挨拶。続いて来賓祝辞、工事関係者へ感謝状贈呈などが行われた。
小菅社長は灌漑機器、畜産酪農機械、木質バイオマスの有効利用による生物資源エネルギーをテーマに歩む自社の取組みや北海道及び十勝エリアでの事業展開の経緯、新・十勝営業所並びに北海道カスタマーセンターの概要などを紹介。その中で「この施設には木質バイオマスの利用促進のため、コンテナ型の木質ボイラーを設置した。新しい生物資源エネルギー利用の一つとして参考にしていただければと考えている。また、散水試験を行うための試験棟も設ける予定」とし、「本日に至るまで〝生物資源循環による環境社会の貢献〟、これを事業理念に活動してきた。今後も持続可能な社会構築のための役割の一端を果たしていく」と述べた。
来賓祝辞では3名が代表して挨拶。日本ニューホランドの芝本政明社長は同社との結びつきについて紹介した上で、「現在、資材高騰、生産遅延など非常に厳しい環境。しかしながら我々の製品を心待ちにしているお客様、長年ご愛用いただいているお客様のために、お互い切磋琢磨して難局を乗り越えたい」と述べた。オーストリア大使館商務部のルイジ・フィノキアーノ上席商務官は「森林資源をエネルギー利用するコンセプトを是非十勝から全道へ拡大してもらいたい」と言えば、海外パートナーを代表してバウアー社のオットー・ロイスCEOも「緑産は我が社にとって最も古いパートナーであるが、チャレンジを怠らない最も若い会社である」と称え、新拠点の誕生を祝福した。
閉会の辞では小菅鉄兵代表取締役専務が「新たな事業所を積極的に展開することで、全道の農業従事者の方々をはじめ、有機物の再資源開発やバイオマスエネルギーの利用促進に携わっていただいている事業者の経営拡大、収益性の向上に寄与すると共に十勝帯広の地域経済発展にも貢献していきたい」と述べた。
「とかち大地の機械フェア」には31社の企業が出展。農機・酪農用施設・建機・林業機械・環境機械・運搬機・工具・エコカー・木質バイオマスボイラー等、約200点の最新製品が集結。地元畑作農家を中心に2日間で約2000名余りと想定を超える来場者数を記録。2日目に実施した特別セミナー「北海道ゼロカーボンに向けた取組について」「木質バイオマスボイラーの基礎知識と実機案内」も立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。
新・十勝営業所並びに北海道カスタマーセンターは帯広駅から車で20分ほどの場所。新築した建物の前に、TMR給餌機「ミクストロン」や散水機「レインスター」、汎用木質破砕機「アクスター」、ホイール自走式のコンポストターナー「トップターン」といった同社が誇る環境・農業機械23台が来場者を出迎えた。
落成式は帯広市の郷土芸能である平原太鼓の響きを堪能した後、セミナールームに移動して実施。海外パートナー、地元ユーザー、農業機械・建設機械メーカー、本社のある神奈川県相模原市役所からもお祝いに駆けつけ約70名が出席。同社の取組みなどを紹介するビデオ上映後に建築主として小菅勝治社長の挨拶。続いて来賓祝辞、工事関係者へ感謝状贈呈などが行われた。
小菅社長は灌漑機器、畜産酪農機械、木質バイオマスの有効利用による生物資源エネルギーをテーマに歩む自社の取組みや北海道及び十勝エリアでの事業展開の経緯、新・十勝営業所並びに北海道カスタマーセンターの概要などを紹介。その中で「この施設には木質バイオマスの利用促進のため、コンテナ型の木質ボイラーを設置した。新しい生物資源エネルギー利用の一つとして参考にしていただければと考えている。また、散水試験を行うための試験棟も設ける予定」とし、「本日に至るまで〝生物資源循環による環境社会の貢献〟、これを事業理念に活動してきた。今後も持続可能な社会構築のための役割の一端を果たしていく」と述べた。
来賓祝辞では3名が代表して挨拶。日本ニューホランドの芝本政明社長は同社との結びつきについて紹介した上で、「現在、資材高騰、生産遅延など非常に厳しい環境。しかしながら我々の製品を心待ちにしているお客様、長年ご愛用いただいているお客様のために、お互い切磋琢磨して難局を乗り越えたい」と述べた。オーストリア大使館商務部のルイジ・フィノキアーノ上席商務官は「森林資源をエネルギー利用するコンセプトを是非十勝から全道へ拡大してもらいたい」と言えば、海外パートナーを代表してバウアー社のオットー・ロイスCEOも「緑産は我が社にとって最も古いパートナーであるが、チャレンジを怠らない最も若い会社である」と称え、新拠点の誕生を祝福した。
閉会の辞では小菅鉄兵代表取締役専務が「新たな事業所を積極的に展開することで、全道の農業従事者の方々をはじめ、有機物の再資源開発やバイオマスエネルギーの利用促進に携わっていただいている事業者の経営拡大、収益性の向上に寄与すると共に十勝帯広の地域経済発展にも貢献していきたい」と述べた。
「とかち大地の機械フェア」には31社の企業が出展。農機・酪農用施設・建機・林業機械・環境機械・運搬機・工具・エコカー・木質バイオマスボイラー等、約200点の最新製品が集結。地元畑作農家を中心に2日間で約2000名余りと想定を超える来場者数を記録。2日目に実施した特別セミナー「北海道ゼロカーボンに向けた取組について」「木質バイオマスボイラーの基礎知識と実機案内」も立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。