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株式取得で子会社化 7月 26日付ドイツの販売代理店を 井関農機

株式取得で子会社化 7月 26日付ドイツの販売代理店を 井関農機
井関農機は、6月29日開催の取締役会において、欧州の同社販売代理店Iseki―Maschinen GmbH(以下、ヰセキドイツ㈲)の株式を増資引受により追加取得し、連結子会社化すると決議した。
【株式取得の理由】井関農機は、欧州・北米・アジアをグローバル戦略における重点地域として海外事業展開している。欧州市場における事業の中でドイツ市場はフランスに次ぐ売上を占める重要な地域となっている。
 現地代理店であるヰセキドイツ㈲とは、ビジネスパートナーとして50年以上に及ぶ協業関係のもと、ドイツ市場における顧客・ディーラー網を築いてきた。今回の追加株式取得により、販売・サービスのみならず、市場ニーズを早期に取り込んだ商品開発や現地での設計までの一貫した事業が、欧州市場において可能となり、更なるブランド強化を図る。更にベルギーのヨーロッパヰセキ社、フランスのヰセキフランス社との連携を強化することで、欧州市場におけるプレゼンスを更に高めていく。
【ヰセキドイツ㈲の概要(2021年12月31日現在)】▽所在地=Rudolf―Diesel―Str.4・40670 Meerbusch, Germany(ドイツ)▽代表者の役職・氏名=Managing Director・Martin Hoffmann▽事業内容=景観整備機械、農業機械等の販売、修理▽資本金=300万ユーロ▽直近事業年度における売上高=6550万ユーロ▽設立年月=1979年12月▽大株主及び持株比率=Martin Hoffmann:61%、SiegfriedHoffmann:20%、井関農機19%。
 なお、代表者については、現代表のMartin Hoffmann氏に加え福田隆臣氏が7月1日付で代表取締役に就任し2名体制となった。
【井関農機出資比率の変更】変更前出資比率19%から変更後40%。変更日は2022年7月26日(予定)。
 なお、同連結子会社による井関農機当期連結業績に与える影響は軽微と見込んでいるが、現在精査中であり今後業績予想修正の必要性や公表すべき事項が生じた場合速やかに知らせる。

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